no-image

世界文化遺産のお墓 2

2019年7月6日アゼルバイジャンで開かれた第43回世界遺産委員会で、日本最大の前方後円墳の仁徳天皇陵古墳(大山古墳)を含む百舌鳥・古市古墳群(49基の古墳すべて)を世界文化遺産に登録することが正式に決定しました。

ついに天皇や王族が眠る「陵墓」が、令和初の世界遺産になったのです。
これを受けて宮内庁は「世界遺産となっても皇室祭祀が行われる『祈りの場』に変わりはない」とし静観しています。

 

表記の違い

宮内庁が管理をしていることから推薦書には仁徳天皇陵と表記されていますが、発掘調査が厳しく制限され誰が眠っているか定かではないため、大山古墳の名称を求める研究者もいるようです。どんな高貴な方が眠っているのかは大きな謎です。

 

観光と保存

49基のうち29基が宮内庁の管理のもと厳重に保存され、その他の20基は住民運動などで開発から大切に守られてきました。地域に根差した財産です。

堺市役所の展望ロビーから壮大な眺めを堪能できますが、古墳全体の形が分かるほど上空から見ることができません。現在、仁徳天皇陵の近くでは展望施設の建設や鉄道の高架化なども計画され、観光と保存の観点から調整や模索が続くと思われます。
保存と開発の両立が難しいところです。

まごころ価格のハンドブック

ハンドブックで選ぶお墓のオーダーメイド

伝統的な和型やスタイリッシュな洋型デザイン。
そして世界各国をはじめ日本から厳選された高品質みかげ石を組み合わせて、世界にひとつだけのオリジナル墓石をお作りすることができます。
まずは無料ハンドブックをお取り寄せください。