大仏さまについて その12

今回も日本にどんな大仏さまが居るのかご紹介していきたいと思います。

岐阜大仏

岐阜大仏(ぎふだいぶつ)は、岐阜県岐阜市の黄檗宗金鳳山正法寺にある釈迦如来像のことです。岐阜県の指定重要文化財になっています。日本の代表的な大仏として、通称「日本三大仏」にも選ばれることもあるそうです。大仏の高さは像高13.6メートルになり、像高が14.7メートルの奈良の大仏にも匹敵する大きさがあります。構造は木材とで骨格を組み、竹材を編んで仏像の形を形成され、この竹材の上に粘土をぬり、一切経、阿弥陀経、法華経、観音経等の経典が書かれた美濃和紙(みのわし)を張り付けて漆を塗り、さらにその上から金箔を張っているとのこと。経典は当時の住職が読み一枚一枚貼られている。このことから「籠大仏(かごだいぶつ)」とも呼ばれているそうです。

江戸時代の寛政の頃、金鳳山正法寺の第11代惟中和尚が相次ぐ大地震や大飢饉に心を痛め、これらの災害で亡くなった人々の菩提のために、大釈迦如来像の建立を計画したことが起源とされています。建立まで大仏に使用する経本集めや、和尚が代わるなどで38年の時間が掛かっていますが、建立への想いや掛かった年月を称えるように開眼供養の際には、織田信長居住以来の盛大な儀式だったと伝えられているようです。

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