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大仏

大仏さまについて その14

今回も日本にどんな大仏さまが居るのかご紹介していきたいと思います。

聚楽園大仏

愛知県東海市にある聚楽園大仏(しゅうらくえんだいぶつ)は、実業家の山田才吉によって計画・建立され、現在は東海市指定名勝(芸術や鑑賞としての価値が高い日本の文化財)とされています。

対照となった仏さまは阿弥陀如来の坐像、高さは18.79メートル、この大きさは青森県青森市にある昭和大仏(21.35メートル)の次に日本で大きい大仏さまということになります。建立者である実業家の山田才吉が仏教事業に尽くすのは聚楽園大仏が初めてではなく、仏骨の名古屋奉安(覚王山日泰寺)、名古屋市内大龍寺の五百羅漢出開帳、名古屋市内大龍寺の移転などいくつ携わってこられたようです。

聚楽園大仏は鉄筋コンクリートにより作られていますが、ここにも山田才吉の経験が込められており、かつて山田才吉が経営していた東陽館を火災、南陽館と名古屋教育水族館を水害で失ったことがあり、火にも水にも負けないものをということで鉄筋コンクリート(人造石)造りの大仏を考えたとされています。そして、これまで建ててきた巨大建築である東陽館や南陽館に続き、この聚楽園大仏に名古屋を世界に示すための役割を持たせたいという思いもあったようです。

仏教と名古屋を愛する実業家の熱意が込められた珍しい大仏さまでもありますので、他には無いユニークなご利益が受けられるかもしれませんね。

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