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墓石

沖縄のお墓 琉球墓①

沖縄地方のとても大きく立派なお墓を1度は目にした事があると思います。

人が入れる構造になっているものは「家」のようですよね。しっかりとした屋根と扉があり、故人が住んでいるかのようです。

本州の和型のお墓とは全くイメージが違うので、興味をもつ方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

どのような歴史があってこのようなお墓が出来ているのか、ご紹介していきたいと思います。

沖縄の埋葬の歴史

沖縄では古来、天然の洞窟や岩陰にご遺体を安置し風化させる、「風葬」という埋葬方法が行われていました。

安置したご遺体が風化すると、親族がきれいに「洗骨」を行い、遺骨を厨子甕(ずしがめ)に納骨します。

厨子甕は遺骨をまるごと納めるので、本州の骨壷よりも大きいつくりになっています。

このような埋葬の習慣から、しばらく遺体を安置する広い場所が必要でした。

沖縄では、戦前まで火葬は仏教僧侶以外、一般的ではなかったそうです。

そこでまず、「掘込墓」というお墓が造られました。岩盤に人工的に横穴を掘り、その入り口を漆喰で塞ぐものでした。

その後、「破風墓」と呼ばれる、正面に切石で装飾を施した形が登場します。台風が多い沖縄でお墓を守るために、切石を用いて雨風を防いでいたようです。

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