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仏教檀家

27日はお仏壇の日

仏壇の日の由来

奈良時代の天武14年(西暦685年)、天武天皇が「諸国、家ごとに、仏舎を作りてすなわち仏像及び経を置きて、礼拝供養せよ」と勅令を出されたと、『日本書紀』に記されています。
その後、全日本宗教用具協同組合が毎月27日を仏壇の記念日に制定しました。

現存する最古の仏壇「玉虫厨子(たまむしのずし)」

現代の仏壇のルーツと言われている「玉虫厨子(たまむしのずし)」は飛鳥時代のものです。現存する最古の仏壇と言われ、奈良の法隆寺に安置されています。
「厨子」とは、大切なものを安置するための、扉がついた入れ物のことです。玉虫の羽の美しい装飾が施されていることから「玉虫厨子」と呼ばれています。

仏教が庶民に広まったのは、鎌倉時代

当初は貴族だけのもので一般庶民には広がっていませんでした。しかし、室町時代中期に浄土真宗の蓮如上人が各地を回り、仏教の信仰を広め、また、仏壇を持つよう門徒へと説きました。その教えが、庶民も仏壇を持つきっかけとなりました。
室町時代、蓮如上人のすすめにより、浄土真宗の門徒には仏壇が広まりましたが、他の宗派に普及したのは江戸時代に入ってからでした。
江戸時代初期、キリスト教の信仰を禁止した幕府は、すべての庶民に対し、“キリシタンでないことの証明”として、お寺の檀家になることを命じました。これを「寺請制度」と言います。同時に、檀家には仏壇をもつことを義務付けたため、日本全土で仏壇が普及しました。

しかし、現在は生活スタイルの変化や住宅の構造の問題によりお仏壇を置かないご家庭も多くなって参りました。そんな背景もあり最近はコンパクトなおしゃれなお仏壇も増えてきています。お仏壇の購入をお考えの方はいろいろ見てお決めになることをおすすめいたします。

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