お墓は建ててからがスタート!

お墓って建てて終わりではないんですね。

仏教的には「墓石に仏さまの魂を入れる」ことで本当の意味でのお墓、故人を供養するための仏塔になると考えられています。
そのため、お墓を建ててから、お坊さんを招いて儀式=開眼(かいげん)法要を行います。

開眼供養(開眼法要)

開眼供養は以下のように宗派や地域によって呼び名が違います。

  • 入魂式
  • 入仏式
  • 魂入れ
  • お性根入れ(おしょうねいれ)
  • 建碑法要(けんぴほうよう)

「仏つくって魂入れず」という諺(ことわざ)もあるように、もともとは、新しい仏像や仏壇などをつくったときに行われていたことが由来しているようです。もちろん仏式にこだわらない場合、開眼供養を行わないという方もいらっしゃいます。
開眼供養の時期に決まりはありませんが、一般的には故人の遺骨を収めるときに合わせて四十九日の忌明け、一周忌や三回忌などの年忌法要、またはお彼岸やお盆に営むところが多いようです。

お布施の金額

開眼供養などの際にお坊さんにお経を読んでいただいた場合にはお布施(お礼)をお渡しします。

このお布施について、ご質問をいただくことがあります。
お布施の金額は地域やお寺さまによって様々で1~10万円と幅があります。(条件によってはそれ以上の金額になることもあるようです)
お布施の金額がわからない場合はご住職に直接お伺いすることをおすすめいたします。
ですが「そんなこと聞きづらい」という時には、同じお寺の檀家さんや高齢のご親戚、近くの地域の方に聞いてみてください。

ただ、お布施には決まった金額はありません。開眼供養などを行っていただいた時のお気持ちですから、最終的にはお渡しできる金額でと思います。

これからがお墓本来の役割

239381-李家

さて、お墓も完成し、納骨も開眼供養も無事終った…。
いよいよこからがもう一つのお墓本来の役割の始まりです。

もう一つのお墓本来の目的とはご存知の通り「お墓参り」です。
亡くなったご家族のためにも、ぜひお墓へ足を運んでいただければと思います。供養などと大げさにかまえず「故人に会いに行く」くらいの感覚の方がいいのかもしれません。
「迷っていることを相談」「入学や就職を報告しに」。お墓は生きている人が気持ちを整理できる場所でもあると思います。

お墓は納骨をした後にお参りをすることによって、良いものなっていくものなのかもしれませんね。

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