本日は兵庫県尼崎市弥生ヶ丘町にある弥生ヶ丘墓園にてまごころ職人が施工したお墓を紹介します。
基礎工事が完了してから一定の養生期間を経ていよいよ石積工事に取り掛かります。
基礎部分と外柵がズレないように直径20ミリのステンレス製の丸棒を差し込んで施工します。
ステンレスの丸棒に加えて外柵の石同士が開かないようにL型金具で頑丈に固定します。
建設工事でも実績がある免震用のブチルゴムを石と石の間に挟んで石塔を積んでいきます。
その際に、石材用の弾性ボンドも併用して地震の揺れから大切なお墓を守ります。
関西地区では和型のお墓で白御影石を使われるお客様が多くいらっしゃいます。
その白御影の中でもインド産のアーバングレーは、原石を磨いた後の艶(光沢)のりも良く
吸水率の低さも白系の中ではトップクラスの石になります。
竿石(仏石)の下にスリン(極楽浄土のシンボルで有る蓮華を簡略化したもの)を
入れることで和型のデザインのお墓に更なる重厚感が加わりました。
お墓が完成して石の隙間に充填したコーキングが固まったのを確認した後に
お施主様のご希望で竿石部分に白い晒の布を巻きつけます。
白の晒には、開眼供養(魂入れ)までに余計なもの(邪悪なもの)がお墓に
入らないようにという意味が有ります。