本日は、兵庫県神戸市にある鵯越墓園でまごころ職人が施工したお墓づくりをご紹介します。
コンクリートを打設して養生し十分に強度が出たら石積工事の開始です。
関西地区では比較的面積の広い6㎡の敷地での施工になります。
外柵(巻石)を敷地一杯に回して四隅と納骨室の接合部分をステンレス製のL型金具で石がズレないようにしっかりと固定します。
仏様が休まれる納骨室の壁面は白御影を磨いた石で立ち上げて底部には綺麗な砂を敷き詰めて清潔な状態にします。
石塔の石と石の間には、建設業界で長く使用されていてるブチルゴムを挟んで積み上げていきます。この黒いゴムが大切なお墓を地震の揺れから守ります。
クレーンで吊りながらクランプと呼ばれる鉄製のハサミを使用して据え付けします。
その際には、免震シートを貼り付けて水平器で前後左右の勾配やバランスを見ながら慎重に積み込み作業を行います。
参道部分には4枚の敷石に三本線のボーダーを入れて雨天時のお参りに備えて滑り止め加工を施しました。
和型で白系の御影石が多い墓地の中で、グレー御影石の洋型が一段と引き立っています。
滑り止めラインが入った敷石と五色の玉砂利のバランスが絶妙な仕上がりになりました。
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