本日は東京都府中市多磨町にある多磨霊園にてまごころ職人が施工したお墓をご紹介します。
今回は最近増えている、古いお墓からの建替え工事です。
代々受け継がれてきた大切なお墓ですが、外柵などの劣化が目立ってきたので新しいお墓に建て替えをすることになりました。
古いお墓では地震対策が不十分な場合もあり、大きな地震が起こると倒壊する危険性もあります。新たな技術での地震対策に関心を持たれて、建て替えを検討される方が増えております。
まずは古いお墓を解体して更地に戻します。
愛着のあるお墓が無くなることに寂しさもありますが、新しいお墓への期待が高まります。
通路面から約30センチメートルほど掘り下げた後、大きさの違う石を二層に重ねて敷き詰め地盤を叩き締め固めていきます。
約20センチ間隔で鉄筋を組んでいきます。鉄筋の下にはピンコロ石のスペーサを置き、地面から浮かせて設置する事で地中から水分などによるサビを防ぎます。
コンクリートを流し込むと基礎工事が完了します。
真ん中の四角い部分が納骨室になります。左右の丸い穴は水抜き穴で、雨水などがお墓に溜まらないようにしています。
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