本日は静岡県御殿場市にある共同墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりを紹介します。
人力では持ち上がらない重い石材を据え付ける際には、クレーンで持ち上げて設置していきます。石材はクレーンを使って移動させるので、石が落下したり傷つけたりしないよう充分配慮して丁寧に行います。
外柵部分を据え付けた状況です。
納骨室の部分には下に板石を敷いています。この上にお骨壺を置いて納骨します。
お施主様のお墓は2色の石をつかったデザインなので、後ろの部分は赤茶色の石になっています。
これから石塔を積み上げていくと、さらに2色カラーが鮮明なデザイン性の高いお墓になってきます。
続いて石塔を積み上げていきます。
大切なお墓が地震により倒れたり崩れるのを防ぐために、地震対策に力を入れています。
石材を積み上げていく際には、石と石の間に免震効果の高い黒いシートや耐震ボンドを使っています。この免震シートはエアーグリップといって、震度7の地震の揺れにもお墓が崩れることなく耐えることができると実験で実証されています。
そのため、まごころ価格ドットコムでは地震対策としてお墓の施工に必ず利用しています。
こちらは外柵お参りスペースの敷石です。1枚づつ丁寧に設置していきます。ズレのないように微調整しながら丁寧に施工しています。
設置したあとの石材同士の隙間は、水や汚れが入らないようにコーキング剤を入れて隙間をふさぎます。コーキングは出来映えによってお墓の見た目が違うので、熟練された技術が必要です。
こちらは墓誌の台座部分の取り付け状況です。
設置する部分に耐震ボンドを付けてその上に台座を乗せます。取り付ける位置も間違いがないように、設計図を確認して取り付けます。台座を取り付けてから墓誌を設置します。
赤茶色の中国マホガニーと白御影石のG614を使った2色カラーのコントラストが美しい洋型のお墓が完成しました。両側にはベンチにもなる門柱がついているので、荷物を置いたり、ゆっくり座ってくつろぐことができます。
ちょうど良く天気が良い日の施工となり、完成したお墓を眺めると後ろに富士山が綺麗に見えます。ゆっくりお参りしながら後ろには四季折々の富士山を眺望できる、絶好の場所にお施主様のお墓はあります。代々受け継がれていくお墓は、まるで富士山に見守られているかのようです。