本日は千葉県香取市にある寺院墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりを紹介します。
外柵を据え付けている状況です。高さのある石材は、棒状のサビに強いステンレス製の金具を使って、倒れたりしないようにしっかり固定します。設置する際には免震シートと耐震ボンドを使って地震対策を行っています。
こちらは納骨室の状況です。
納骨室は上と下の2段でお骨を納めることができるつくりになっています。正面部分が扉になっているので、そちらから納骨ができます。
石材に丸く空いている穴は換気孔です。納骨室内に湿気が溜まらないように両側と後ろの3ヵ所にステンレス製の換気孔をつけています。
一番上の竿石を設置する前の状況です。石を積む前には地震対策として、免震シートを間に挟んでから設置しています。この免震シートは、震度7の地震揺れにお墓が倒れることなく耐えることができると、証明されている優れた道具です。
そのため施工の際には必ずこのシートを使って施工しています。
後ろにあるのは塔婆立てです。この塔婆立ては石でつくる場合やステンレスの塔婆立てなどがあるので、お好きなタイプを選ぶことができます。
石材を設置したあとの隙間は水や汚れが入り込まないように、このようにコーキングしてふさいでいます。余計なところにコーキング剤がつかないように青いマスキングテープで石材を養生してから行います。コーキング剤を隙間に入れてから、ヘラでなぞって余分なものは取り除き、その後にマスキングテープをはがして完了です。
納骨室が広く2段になっている洋型のお墓の完成です。
前側に墓前灯篭をお付けし、両横にはベンチとしても使える門柱がついているので、ゆっくり座ってくつろぎながらお参りすることができます。
お参りスペースにデザインされいたる模様はすべり止めのために付けています。さまざまな模様があるので、お好きにカスタマイズしてこだわりお墓をつくることができます。