もうすぐ春彼岸ですね。
今年は全国的に暖冬だったので、春彼岸の時期はいつも雪が積もっている地域も、
お墓参りができそうですね。
いつも雪があるから仏壇で済ませていた!!
という方も、今年はお参りをされてみてはいかがでしょう。
ところで皆さんは、お墓と仏壇の違いはおわかりですか。
お墓
お墓は亡くなった人を埋葬する場所です。
同時に祈りの場所でもあります。
墓前で祖父母や両親が
『みんなで来たよ。』
『孫連れてきたよ。』
なんて話しかけているのを見かけたことはないでしょうか。
お墓は故人と生きている人が繋がることができる場所とも言えると思います。
どうしてお墓は石なのか!?
自然物の中で、硬くて風化に強いものというのに、石が適していたのです。
お墓は世代を超えて共有するものですから、このような条件に合う
石が使用されたのです。
建立されてから何十年、もしくは100年以上経っているのではないかと思われる
墓石を見かけることもあります。
親から子へ、子から孫へと継承されてきたんだろうなと歴史を感じますね。
仏壇とは
お仏壇にはご先祖様のお位牌やお写真を飾る場合も多いので
なんとなくお墓と同じなのではないかと思ってしまいますよね。
でも実は違うんです。
仏壇はご本尊様をお祀りする場所
仏壇には各宗派のご本尊様もお祀りしているかと思います。
墓地との一番の違いですね。
仏壇は自宅にお祀りしているお寺というイメージです。
もともと自宅にある小さなお寺に、位牌や写真を飾るようになり
故人を偲ぶ姿はこれからも継承していけたらいいなと思っております。
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