前回、お墓のことで悩んでいるという相談者とのやり取りについて
ご案内しました。今回は、その続きをご紹介いたします。
無責任な親切心
今回の相談者はとても悩んでいたそうです。
その原因は、「お墓の建て方が悪い」と言った
普段あまり付き合いのない遠縁の親戚であるご婦人だそうです。
でも全く知らない人という仲ではないのでむげに追い返すわけにもいかないので
困ってしまわれたそうです。
こういった方には共通点があって、本人は《親切心》だと思って話しているので
決して自分の言ったことに責任を取る気がないのです。
それは相手の気持ちにおかまいなく《親切心》を押し売りする〈無責任〉さです。
そうでもなければ、とてもじゃないがこんな事は言えません。
その上、本人に悪気がないので、やっかいなのです。
その無責任者の撃退法
こういった人へ効果的な撃退法があるそうです。
相談をうけた筆者はこう話したそうです。
「それはお困りですね。今度その方に会った時は、
『叔母さん、あれからいろいろ考えたけど、私は今のお墓で父も母も絶対満足してるって
信じてるの。だからこのままでいいの。でも叔母さんがせっかく心配してくるので言う通りにします。
だけど費用は出してね。私たち無理してお墓を建てたから、これ以上は作り変えるだけの余裕がないんだもの。』
って言ってみてください。二度とお墓のことは口にしなくなると思いますよ。」
その人は、自分でお金を出す気など全くないのでしょう。
だからあなたの気持ちを察することなく無責任なことを平気で言えるのです。
そう思いませんか?
すると相談者は大笑いをして、「ホント、その通りだわ。今度はきっとそう言います。
なんだか気分がスーッとしました。今日までずっと、そのことで憂鬱だったんです。」
なんだか、こちらまでスッキリするお話でした。次回もこのお話の続きをご案内します。
お楽しみに(^^)/
乙部