梅雨の時期はジメジメとして、気分も憂鬱になってしまいます。
お墓にとっても雨が続く梅雨は影響を受けてやすいのです。
そのため、今回は雨が多い梅雨の時期に気を付けたい、お墓のお手入れの注意点をご紹介いたします。
梅雨の時期は要注意
墓石に使われている御影石は、よく見ると細かな穴が無数に空いています。その穴に水がたまった状態が続くと石の変色が固定化してしまったり、劣化してしまう恐れがあります。
梅雨の時期に晴れた日があったら、お墓の水分をしっかりと拭き取ることが大切です。
通常の水洗いで汚れを落としたあと、乾いたタオルを複数枚用意して墓石の水分を拭き取りましょう。
墓石の劣化をできるだけ防ぐには、雨が多い梅雨の時期にこそ、こまかなお手入れが必要となります。
雨の日のお墓参りは注意
雨の日にはお墓が濡れて非常に滑りやすくなっております。また土がぬかるんで、足がとられてしまう危険性もございます。転倒をしてケガをしてしまっては大変ですので、雨の日にお墓参りに行かれる際には、いつも以上に足元にはお気をつけください。
また、お墓参りの際にはお供え物は必ず持ち帰るようにしてください。梅雨の時期は特に湿気も多く、食べ物も傷みやすくなります。
雨が続くと、外に出かけるのもなかなか億劫になりますが、晴れた日には大切なご先祖様への感謝も込めてぜひお掃除へ出かけてみてはいかがでしょうか。
太田