息子様からご連絡を頂いて、「父親の一周忌までに建立したい」とのことでした。
お母様は周りのお墓に合わせて和型のデザインをご希望だそうですが、
息子様はお母様も簡単に手入れが出来るようにと、
背の低い洋型で検討していると言っておられました。
このようにお墓の形で迷われている方、ご家族内で意見が分かれいる方は結構いらっしゃいます。
こんな時こそ私達のアドバイスで最適のお墓を見つけてもらう、腕の見せ所。
「お父様はどのような方だったのですか?」と質問をしたところ、
「背が高く割腹のいい温厚な父でした」と伺いました。
「お父様は背が高かったのでしたら、お父様をほうふつとさせるような、
背丈のある和型のお墓はどうですか?お墓をお参りする度に、お父様を偲ばれるのでは?」と提案。
息子様も「父の墓だもんなぁ」ということで最終的には和型のデザインになりました。
「出来上がったお墓を見て、親戚からも口々に 、とても立派なお墓だ。
お父さんも喜んでるよ、と 褒めていただきました。
それを聞く母の嬉しそうな顔、 そして父もあの世で喜んでくれているに違いないと
肩の荷が少し降りたような気がします」
という、嬉しいお礼のご連絡をわざわざ頂きました。
満足できるいいお墓づくりには労力が必要ですが、
ご家族皆さまが故人を思って、相応しいお墓を作ろうとしているお気持ちに、
これからも寄り添っていきたいと、私も暖かい気持ちになりました。
どんなお悩みにもプロとして適切にそしてお気持ちを汲んでご提案してゆきます。
寺澤