お墓参りに行くときの服装はどのようなものがいいのか迷われる方もいらっしゃると思います。
お墓参りの服装は、お墓参りの内容によって変えるといいようです。
お墓参りの服装は?
お葬式やご法要などの特別な日以外にお墓参りに行くときには普段着で構いません。
ただ、派手で華美な服装は避け、あまりカジュアルになりすぎないようにしましょう。
アクセサリーなども石に当たると墓石を傷つけてしまう可能性もあるので注意してください。
お墓のお掃除として行く場合には、動きやすく濡れてもよい格好が良いでしょう。
ご法要の日には喪服か準喪服を着るのがマナーとされています。
内容に合わせて服装を選んでみてください。
喪服はなぜ黒い?
喪服はなぜ黒なのでしょうか?
現代日本の喪服は黒ですが、実は昔は白だったのです。
「日本書記」などの古い書物では、白だったとされています。
しかし、平安時代に法令で「天皇は直系二親等以上の喪の際には、墨染めの色を着用すること」と定められたのをきっかけに、黒の喪服が少しずつ広まり、平安後期には一般的に黒が着られるようになりました。
室町時代になると、黒い布を染めるには手間がかかるということから、庶民の間では白い喪服が使われました。
その後、明治時代には皇室の喪服が黒と定められました。
戦争が始まると葬儀も多くなり、一般庶民も汚れやすい白よりも黒を着るようになり、戦後は急速に黒い喪服が広まったということです。
太田