近年お墓を見る方、墓守がいないという現状からお墓じまいを検討される方が増えてまいりました。
そもそも、お墓じまいとは「改葬」の事をいいます。
改葬とはお墓にご納骨されているご遺骨を「○○~○○へ移動します」と移される事をさし、移動先を改葬先と言います。
改葬先は主に「永代供養墓」「納骨堂」「樹木葬」「散骨」が挙げられます。
今回は改葬先についてお話しいたします。
永代供養墓について
申込者がなくなったあとでも永代にわたり供養してくれるお墓で合葬墓と個別型があります。
多くのお客様がご検討されており、費用は合葬型よりも個別型の方がお高い事が多いです。
霊園でしたりお寺でしたり様々な所でおこなわれておりますので、ご案内される金額や内容も様々です。
納骨堂について
天候に左右されずお参りができます。
比較的交通の便が良い立地にありますので、お参りがしやすいのが特徴です。
ご検討される場合は納骨堂によってご案内される内容が異なるので直接お問合せされる事をオススメいたします。
樹木葬について
許可を得た区画にご遺骨を埋葬し、樹木などを墓標として自然と共存する場所です。
こちらは生前自然が好きだった方などに人気の改葬先です。
散骨について
ご遺骨をパウダー化したものを海・空・山中に撒く葬送です。
こちらは地域によって可能か不可能かなどお調べいただく必要があります。
死後に自然に還りたいといった方にお選びいただいております。
お墓じまいをするなら・・・
まごころ価格ドットコムでは全国一律でご対応させていただいております。
お住まいから遠方の方、お墓までのご移動が難しい方など私どもであればお墓にお越しにならずともお墓じまいを行う事ができます。
お悩みのようでしたらまずはご連絡ください。
精一杯のサポートさせていただきます。
山内
お寺で墓地で、縦に長い卵のような形のお墓を見かけたことはないでしょうか?
この形のお墓は「無縫塔(むほうとう)」と言い、別名「卵塔(らんとう)」とも呼ばれています。
「無縫塔(むほうとう)」
「無縫塔」は、主に僧侶の墓塔として使われる石塔です。
その塔身に縫い目や継ぎ目が無いことから、無縫塔と呼ばれるようになりました。
諸説ありますが、卵形のデザインは、仏教の「宇宙の根源は無念無想」の考えからきており、「すべてを合わせると最終的には卵のような形になる」という思想につながっているためだといわれています。
その他には、五輪塔の「空輪」の部分を細長くデザインしたものという説もあります。
無縫塔の歴史
平安時代までは、お墓と言えば「五輪塔」が基本でした。
しかし、鎌倉時代に入ると、宋で流行したお墓の形として、卵形の無縫塔が禅宗の僧侶から持ち込まれました。
それ以後、高僧のためのお墓として建てられることが増えていき、江戸時代には宗派を問わず用いられるようになり、数多くの無縫塔が見かけられるようになったのです。
現在では墓石の形もさまざまなデザインがございます。オリジナルデザインの墓石も承っておりますので
ご希望がございましたらお気軽にお問い合わせください。
太田
え!?そんなことある??
と、思う方もいるかもしれません。
お墓の建立・墓じまい、どちらのケースでも、自分たちのお墓がわからないということが実はあるんです。
そんなことになったら、建立するにしても解体するにしても前に進めません。
どうやってお墓を探す!?
ではそうなってしまった場合、どうやってお墓を探すのでしょう?
今ある情報を基に、役所や地域の管理者に確認しながら探していきます。
お客様にご協力いただきながら、お墓を探します。
今のところ、私どもにご相談いただいたお客様の場合は最終的に見つからなかったといったケースはございません。
30年・40年とお墓に行っていないために、お墓の場所をはっきり覚えていないといったケースや、親の代に取得していて場所を確認する前に亡くなってしまってわからないといったケースもございます。
そうならないために、日ごろからお墓の場所について確認しておく必要があるんだなと思っております。
でももし、お墓を建てなくてはいけない・墓じまいをしなくてはいけない、でも場所がわからない!といった場合は、一度私どもへご連絡ください。
場所がわからないケースでは、住んでいる場所とお墓のおある場所がとても離れていると言うことが多いようです。
私どもは全国どちらでも墓地確認に伺うことができますので、まずはご連絡いただければと思います。
最上
私ども、まごころ価格ドットコムは、全国からお墓つくり、お墓じまい、墓彫刻のご依頼を承っております。
最近は『そちらで作ったお墓ではないのですが、彫刻をしてもらえますか?』というご依頼も増えてまいりました。
他店で作ったお墓への彫刻も、もちろん承っております。
ご連絡をいただきましたら、担当の営業がしっかりと対応いたします。
どうぞご安心ください。
お墓は建てて終わりではなく、お客様と石材店とのお付き合いは長く続きます。
追加の彫刻を頼むのは近くのお店でも良いか、と考えている方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、ぜひ私どもへご連絡をいただきたいのです。
私どもでは、実際のお墓を拝見して拓本をとり、できるだけ現在の彫刻書体に合わせて彫刻をいたします。
彫刻をする前には、彫刻案をおつくりして間違いがないかご確認いただいてから彫刻をいたします。
彫刻の他、朱色を取ったり剥げかかっている色の補修なども可能です。
大切なお墓の事ですので、ご連絡をいただければ、私どもまごころアドバイザーがご相談を承ります。
お墓を建ててしまった後も、お墓まごころ価格ドットコムにお任せください!
今日もまごころ込めて、お墓づくりをサポートいたします!
山本さくら
埋葬の決まりごと
お墓つくりのご相談をいただく時、『四十九日法要に間に合わせるため、早く作りたいんです。』や『いつまでに納骨しなければいけないでしょうか?』というお電話をいただく事があります。
ご遺骨を火葬した後、ご自宅へ持ち帰ったり、その日のうちにお墓に埋葬したりという事もあります。
寂しいからもう少しだけでも、一緒にいたいとお考えの方もいらっしゃると思います。
法律上は、いつまでに納骨いなければけないという決まりは無いので、ご自宅でずっと供養されても違法ではありません。
自宅での保管が許されるのであれば、自宅の庭に埋めても問題ないのか?とご質問をいただいた事もございます。これは、違法になります。
お墓や遺骨については、『墓地、埋葬等に関する法律』という法律があります。
この法律の中では、墓地として許可が出ていないところに遺骨を埋めることを禁止しています。
埋めるのは違法、自宅に置いておくのは違法ではないという事になります。
遺骨の保管
すでにお墓があり、数日の間だけご自宅に安置する場合は、お仏壇や簡易的な祭壇を作りお花や供物などをささげて供養するのが宜しいと思います。
墓地からお探しになってお墓つくりをご検討される方は、ご自宅で安置するお日にちが少々かかると思います。
このような場合、現在はリビングに置いても馴染むデザインの安置家具や、綺麗なお骨壷なども多くあります。
土地の習慣や宗教的な理由、まわりの方からの助言など考えなければならない事が沢山あると思いますが、ご遺族様ご自身がご納得できるようお考えいただければと思います。
成田めぐみ