まごころ価格ドットコムの石井です。
今回は、墓じまい工事を実際に見学してきましたので、その様子をお伝えしたいと思います。
場所は、千葉県習志野市の市営霊園です。
お客様と管理事務所の方が立会いのもと、お骨上げを行いました。
お骨上げの後は、お客様はお帰りになられました。
ここから、墓じまい工事が始まります。
石塔の一番上の竿石(○○家之墓など家名が刻まれている部分)から順番に
クレーンを使い解体して行きます。
まわりにもお墓があるので、傷つけたり、汚したりしないように十分に配慮しながらの
とても慎重な作業です。
石塔の解体が終わると、次は納骨室の解体です。
(今回の霊園は、外柵の解体がない霊園です。)
今回の納骨室は、ここを作った墓石店の方がとても頑丈につくられていたのと
2段納骨室で深さもあったので、解体にとても時間がかかりました。
とても暑い日でしたので、職人さんは黙々と仕事していましたが、
その額には汗がすごかったです。
この納骨室の解体までで、約3時間かかりました。
この後、管理事務所に提出する写真をとり、最後の作業に入るのですが、
この作業も時間がかかります。
今回見学して感じたのは、墓をつくる工事も大変だけど、墓じまいの工事も
大変だなと実感させられました。
ざっくりではありますが、少しだけでも墓じまいのイメージが出来たのでは?と思います。
また機会がありましたら、墓つくりや墓じまいの工事の様子などをお伝えして行きます。
石井
新たに墓石建立を検討していらっしゃる方から、「塔婆立ては、必要ですか?」という
ご相談をいただきました。
そもそも塔婆には、どんな意味があって、なぜ塔婆を立てるのか
仏教において塔婆を立てるということは善行であるとされています。
自分の善を積むことによって、故人やご先祖様へのご供養になるとされています。
すなわち、塔婆を立てることは供養を表しています。
そして塔婆は、故人やご先祖様をご供養するために立てるので、基本的にはいつ立てても
よいとされています。
ただ一般的には、塔婆供養は四十九日までの七日ごとの法要や回忌法要・ご納骨、お盆やお彼岸などの節目に行なわれます。宗派やそれぞれの地域性もあるようなので、菩提寺様に聞いていただいたほうが良いです。
※浄土真宗では、基本的には塔婆を立てることはございません。
塔婆を立てて故人のご供養をするのではなく、故人はすぐに極楽浄土に往生するという考えからです。
塔婆の種類もさまざま
・板塔婆・・・一般的に多いのが、この板塔婆と言われる塔婆です。お墓の後ろなどに立てておく塔婆で、厚さが約1cmくらいの木の板です。
・角塔婆・・・先端が少し尖った形状で四角柱の塔婆です。お墓建立をするまでの代わりに墓標として建てることがあります。
・経木塔婆(水塔婆)・・・経木(きょうぎ)と呼ばれる薄い木の板で作られたものです。
塔婆に戒名などを書いて川に流したりして、供養を行なうことから「水塔婆」とも呼ばれいています。大きさは、板塔婆の半分くらいです。
必ず塔婆立てをつけなければいけないということではございません。
塔婆を立てることも故人への供養の表し方なので、ご家族様でお話し合いをして
塔婆をお立てになられるかどうかをお決めになられるのも良いかと思います。
皆様のお墓つくりに少しでも参考になりましたでしょうか。
少しでも疑問に思われたりしたことがありましたら、いつでもご相談下さい。
乙部
先日、お寺で安全祈願祭を行ってまいりました。
その際、ご住職が、お墓や仏壇にお供えする「五供(ごく・ごくう)」についてのお話をしてくださいました。
お墓や仏壇へのお供え物には「五供(ごく・ごくう)」と呼ばれる5つの基本があります。
宗派によって違いはありますが、仏教学では一般的に「香」「花」「灯明」「水」「飲食」の五つがお供え物の基本といわれています。
今回は「五供」についてご紹介いたします。
「五供」とは?
「香」:お線香の香です。仏様は、香りを召し上がるとされています。お墓や仏壇へ礼拝するときに焚くことでお供えした人や周りの人の心と身体が清められるものといわれております。
「花」:供花(くげ)とも言われます。仏様は、供えられた花の香りも召し上がります。
お花をお供えするときにはお花の正面を拝む人へ向けましょう。
これはお花で飾られた仏様と拝む人が向き合うことで心が落ち着くという意味があるそうです。
「灯明」:ロウソクの灯火等の明かり供給するものを意味します。灯明は闇を明るくする、仏様の慈悲の光です。ロウソクの明かり消す際、息で吹き消すのはマナー違反となります。
「水(浄水)」:「死者は喉が渇く」とされ、お水はお供え物のなかでも欠かせない大事なものと受け止められてきたそうです。
(※浄土真宗だけは、水をあげないとする解釈もあります。)
「飲食(おんじき)」:。私たちが食べているものと同じものを供えることで仏様やご先祖様とのつながることができるため、朝と夕に炊きたてのご飯を自分たちが食べる前に仏様にお供えします。
以上、五つのお供え物についてご紹介をしました。それぞれの意味を考えながら、仏様やご先祖様に感謝の気持ちを持ってお供えをすることが大切です。
太田
ここ数年墓じまいという言葉は定着しつつあります。
というよりも定着しているかもしれません。
私どもも年々多くの墓じまいのお問合せをいただいております。
墓じまいのお問合せをいただく多くの方々から
「お墓があっても、お参りするのも大変だし、維持するのも大変だし。
特に掃除・草刈は大変だ。」
といったお話をお伺いいたします。
それでもやっぱりお墓を建てたい!!というお客様も多くいらっしゃいます。
家族だけのお墓にお参りしたい、慣れた土地で埋葬したい。
想いはいろいろです。
先日、やっと墓地を取得できたので早くお墓を建てたいというお客様がいらっしゃいました。
お客様の一番のこだわりは灯篭でした。
墓地があまり広めではなかったため、灯篭を建てたいけど対で置くほどのスペースがないと悩んでいらっしゃいました。
私どものカタログに掲載されている灯篭では大きすぎたのです。
でもご安心ください。
カタログとは違ったサイズをご希望でも、ご対応可能でございますのでまずはご相談ください。
草が生えにくいようにしたい。手入れを楽にしたい。
ぜひご要望をお話いただきたいと思います。
灯篭を悩まれていたお客様は、私どもがご案内した灯篭が気に入ったとのことで
他にもいくつか、ご家族だけの拘りを追加して、日本的な造りのお墓が完成いたしました。
お客様の想いのいっぱい詰まったお墓を建てるサポートを!
最上
先日、千葉県千葉市にある「稲毛陵苑」を見学させていただきました。
新しい供養のかたち「納骨堂」
「納骨堂」ということで、室内でゆっくりとお参りができる…
という一般的な納骨堂をイメージしておりましたが参拝エリアを見て驚きました。
稲毛陵苑は納骨堂でありながら 和型・洋型・特別・合祀など、お墓のスタイルが
選べるのです。(気になる方は、ぜひ一度お問合せしてみてください)
また屋内でありながら、自然光と緑を採り入れ、ゆとりある広さで故人を
偲ぶことができ、利便性の良さと“古き良きお墓参り”ができる環境を両立して
います。
お参りにいらっしゃる方の気持ちに寄り添って
見学の際に説明を聞きながら、「こんなところまで気を配っているのか!」と
感動したのは「洋型」タイプの納骨堂に植えられている草花です。
とても生き生きしています。
なんでも、お参りにいらっしゃる方に季節感を感じてもらうように、
定期的に入れ替えをしているとか…。
ご案内をしてくださった稲毛陵苑毘沙門堂の山下さんの説明を聞いて、
「こんな素敵な納骨堂があるなんて…」と感動してしまいました。
山下さんから
「納骨堂をご利用になるお客様よりお墓じまいの相談を受けることがある。」
とお話をいただきました。私ども「まごころ価格ドットコム」も何か力になりたい
と思っています。
5月には、稲毛陵苑にて私どもが「お墓じまい」についてセミナーを開催する
予定がございます。(詳しい日程については稲毛陵苑へご確認お願いします)
稲毛陵苑
〒263-0031 千葉県千葉市稲毛区稲毛東3-7-5
電話:043-388-0559
お問い合せ時間/9:00~18:00
興味のある方は、ぜひご参加ください。
ご来場をお待ちしております。
山本