墓じまいを検討されているお客様からのご相談で
「ご先祖様のお墓が田舎の山の中にあって、そういう場合も墓じまいってできますか?」とお電話いただきます。
私たちは、指定石材店がない墓地(霊園)でしたら全国対応可能です。
ご相談いただいたお客様の実例をご紹介します。
どのようにして墓じまいされたかを同じような状況のかたの少しでも参考になればと思います。
【Aさんの場合】お墓参りのタイミングに合わせて、現地確認
Aさんからご相談いただいたのが、ちょうど年に一度、お墓参りに行かれるという
日程に近いこともあり、現地確認をさせていただくことになりました。
お墓は、駐車スペースから歩いて20~30メートル離れたところにありました。
事前にお話を伺っていたとおり、お墓までの通路は獣道のような場所で
お墓が建っているところに辿り着くと、少し開けた様子の墓地でした。
職人が、お墓のある敷地の広さを測り、お墓や通路状況の写真を撮影させていただき
現地確認が終わりました。
その後、当社でお墓の解体工事も全て完了し墓じまいを終えられました。
【Bさんの場合】お墓が遠くて、行くことが出来ない・・・
Bさんは、東京在住でお墓が九州地方にあり何年もお墓参りに行けていないと
いうご事情でした。
お墓の場所は、住所を伺ってすぐにわかりました。お墓の位置がわかりやすかったため
当社のまごころ職人のみで現地調査へ向かい見積もりをお作りしました。
結果、Bさんは墓地立会いをすることなく、無事墓じまいを終えられました。
お墓へ出向ける方、そうではない方など様々なご事情があります。
お客様のご希望に寄り添ってサポートいたします。
乙部
墓誌(ぼし)とは、お墓の横に建てられる石の板のようなものです。
宗派や地域により「墓標」「霊標」「戒名板」「法名碑」とさまざまな呼び方があります。
墓誌には何を彫刻する?
墓誌には「そのお墓に誰が埋葬されているかを記す」という役割があり、一般的には、お名前やご戒名(法名)、没年月日、年齢などが彫刻されています。
ご先祖様がどのように生き、どのように亡くなっていったのかを知ることで、家族の歴史を後世に伝えていくことができます。
ご戒名は彫刻せず、お名前を彫刻する場合や、没年月日と一緒に生年月日を彫刻する場合もございます。
中には略歴などを刻まれる方もいらっしゃいます。
彫刻につきまして、決まりごとはございませんが、お位牌の内容に合わせて彫刻される場合が多いようです。
ご戒名をまとめる方法
お建て替えなどの場合、お客様から「ご先祖様がたくさんいて、全員彫刻するのは大変」と相談されることがあります。
ご戒名をまとめる方法として、墓誌の先頭に「○○家先祖代々之諸精霊(しょしょうれい/しょせいれい)」と彫刻する方法がございます。
その後ろに、新しい仏様のご戒名を彫刻していきます。
三十三回忌など節目を迎えられたご先祖様までをまとめる方、建立者様から見て祖父母や父母の前のご先祖様までをまとめる方などさまざまです。
私どもでは墓彫刻のご依頼も承っております。
彫刻につきましてご不明な点などございましたらお気軽にご相談ください。
太田
お墓は日本全国どこでも見受けられますが、離島でのお墓つくり・お墓じまいはどうされているんでしょうか。
離島だけどお墓を建てたい!
住まいとお墓が離れていてお参りにいけないから墓じまいしたい!
でもどこに相談したらいいかわからない。
お任せください!!
わたくしどもまごころ価格ドットコムでは、離島でもお墓つくり・お墓じまいが可能でございます。
離島でのお墓つくり
佐渡島でお墓つくりをさせていただいたときには、お客様も佐渡島にお住まいでした。
お客様はあまりメールが得意じゃないということで、主にお電話と郵送でお客様のご要望をお伺いしながら、デザイン案を制作させていただきました。
私有地だったこともあり、今一緒に生活している、かわいいわんちゃんたちも将来埋葬できるようにと敷地の一角にわんちゃんたちのお墓も完成いたしました。
離島でのお墓じまい
愛媛県泊町でのお墓じまいさせていただいたときには、お客様が私どもの事務所近くに職場があるとのことで、事務所にご来社いただきスタッフが直接ご要望をお伺いして進めさせていただくことができました。
完成したお見積りは郵送でお送りいたしますが、事務所スタッフが直接お話をお伺いすることも行っております。
現在離島にお住まいの場合でも、離れて暮らしている場合でも検討中でしたら一度ぜひ私どもにご相談くださいませ。
お電話・メールでも承っておりますが、直接会って相談したいという方は、事前にご連絡いただければ事務所スタッフが対応させていただきます。
お客様のご要望にあったお墓つくり・お墓じまいをさせていただきます。
最上
最近、私どもまごころ価格ドットコムにご相談をいただく内容の多くは、「お墓じまい」についてです。
しばらくお墓参りに行く事ができていない、お寺のお墓を墓じまいしたい…。
公営霊園のお墓を墓じまいして、そのまま合祀墓に入れたい…。
遠縁の親戚のお墓を面倒見ているのですが、お墓じまいを考えている…。
ご遺骨を引き取ることができないので、墓じまいからすべてお願したい…。
地元の共同墓地ですが、なかなか行けないのでお掃除ができていない。
周りのご迷惑になるので墓じまいをしたほうが良いのでしょうか…。
みなさまいろいろなご事情があおりなので、ご相談もさまざまです。
お墓じまいで一番重要なこと
お墓じまいにおいて、一番重要なことは何だと思いますか?
お寺様との関係や、費用の事…と思われた方も多いかと思いますが、
実際には『ご親族間の相談(同意)』が一番重要なのです。
「お墓じまい」をするということについて、
ご親族と相談をされていらっしゃいますか?
以前新聞で、
お寺にお墓参りに行ったら「墓じまい」されており、お墓が無かった。
相談無しに「墓じまい」をされて精神的に傷ついたということで親族に
損害賠償を請求した。
という、親族間のトラブルについての記事を読みました。
墓じまいの第一歩は、ご親族へご相談をしていただくこと。
みなさまご納得の上でご計画をお進めいただくのが一番のご供養です。
ご親族から墓じまいの同意が得られたら…
お墓じまいの後の「ご遺骨の移動先」(永代供養先)をお決めください。
そして、お墓のお写真、間口・奥行の寸法をいただけましたら、お墓じまいに
かかる費用をお見積もりさせていただきます。
お見積もりは無料でございます。
ご不明な点がございましたらご相談ください。きっとお役に立ちます。
ご連絡をお待ちしております。
山本
私どもは、全国からお墓つくり、お墓じまい、墓彫刻のご注文を承り工事を行っております。
お墓は宗派などの影響はもちろんありますが、地域の慣わしや習慣などの特色も強く出るという特徴がございます。
今回はよく質問を受ける彫刻についてご説明いたします。
一般的な彫刻
『皆さん、どのように彫刻をしていますか?』や、『一般的には、どういうふうにしますか?』などご質問をいただきます。
この質問は、彫刻の内容はどうするのかと、どこに彫刻をするかという質問が混在しています。
お墓を作るお客様の多くは、竿石表面に○○家や○○家之墓、竿石の側面や裏面に○年○月吉日建之、竿石の裏面や墓誌(法名碑)にお亡くなりになった方の彫刻、花立てに家紋や家名などなど彫刻をされます。
洋型のお墓の場合は、家名を入れず好きなお言葉を入れる方も多くなっています。
まだ少数ではございますが、戒名(法名)も付けないという方もいらっしゃいます。
彫刻に決まり事は無い
実は、彫刻については、明確な決まり事が無いのを皆様ご存知でしょうか。
ずいぶん昔に建てられているお墓は、『先祖代々之墓』などを彫刻したお墓が多いように感じておりましたが、最近は、お花や言葉、詩やイラストなどの彫刻を見かけることもあります。このように、時代の変化でお墓に対する考え方が変わり、彫刻する内容も変化してきたとのだと思います。
ただ、自由ではあるものの、奇抜な彫刻は嫌ってまわりのお墓や雰囲気などを考え、彫刻をされる方が多いです。
それは、決まり事が無いとはいえ、将来お墓を継承するご家族様を考えてのことだと思います。
『個性を出したいけど、こういうのは彫刻できる?』などお悩みのお客様、お気軽にお問い合わせください。
また、私どもは現在あるお墓へ、彫刻が必要になった場合の『墓彫刻』も承っております。
お墓に関するすべてをサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
成田めぐみ