お墓の平均価格がいくらかご存知ですか?毎日とは言わずとも、接することが多いものはだいたいどれくらいするものなのか、想像がつきますよね。でも、お墓っていかがですか。多くの方が必要になりますが、実際はその時になって初めて金額がわかるってことはないでしょうか。
今回はそのお墓の価格についてご説明したいと思います。
1,761,586円!
この金額は鎌倉新書(東証一部上場、証券コード:6184)が2019年に調査した結果です。もちろん、この金額には土地代金(永代使用料は含まれていません)。
いかがですか。高いですか?安いですか?いや、こんなもんだろうといろいろなご意見があると思います。お墓はモノではないので、金額だけで判断できるものではないと当然ですが、では何を判断材料にするか?となったときに「価格」はわかりやすいですよね。
お墓の価格は何で決まるかのか?
大きく分けて5つになります。
①石の価格
②工事費用
③人件費、店舗費用
④宣伝広告費をどれだけかけているか
⑤展示品の量
①石の価格→は高いものから安いものまで様々です。価格は何で決まるかというと、採掘される量に対して需要が多いか少ないかで決まります。
いい石だから高いという方もいますが、「いい石」はお客様が決めるものだと思います。
②工事費用→は職人の工事費用になります。施工費とも呼ばれます。
③人件費、店舗費用→営業マンが多ければ多いほど、人件費がかかります。その分は石の価格に反映させなければいけません。
当然ですよね。人が動けばその分費用がかかります。また、店舗は大きければその分かかりますし、多ければその分コストがかかります。
④宣伝広告費→改めてご説明するまでもないのですが、費用がかかればその分を価格に反映させなければいけませんよね。
⑤展示品の量→わかりやすいかと思います。展示品が用意するに費用が発生します。また、展示品もいずれは販売するか処分しなければいけません。
多ければ多いほどコストがかかります。
いくら位かかると想定していますか?
実際に購入を考えている方に「いくら位かかると想定していますか?」と聞くと多くの方が「まあ、100万円くらい?」とおっしゃいます。
それだけ価格がわかりにくいし、相場がわかりにくいということかと思います。
実際に購入する際の判断基準として価格は重要です。ただ、それ以外の要素もありますので単純に比較することはできないのがお墓です。
また、石材店によっては見積りと契約書がない石材店もありますので注意しましょう。