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お墓つくりのお祝い「建碑祝い」のマナーについて紹介!

公開日:2021/7/30

「建碑祝い」というお祝いをご存じですか? 生前にお墓を建てたり(寿陵)、お墓の建て替えをした場合などに行われるお祝いを指します。建碑祝いが行われる頻度は少ないため、マナーをよく知らないという方もいるのではないでしょうか。本記事では建碑祝いにおける基本的なマナーをご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。

お墓づくりのお祝いとは?

お墓づくりのタイミングによっては、墓石が完成したことをお祝いとみなす場合があり、これを「建碑祝い」と呼びます。

家の新築祝いと同様の意味合いと考えていいでしょう。

・生前にお墓を建てた

・お墓の建て替えを行った

上記のようなケースで、建碑祝いを行うことが多いようですよ。

建碑祝いは、お墓にまつわる行事でありながら、弔事ではないという位置づけにあるため、どのようなマナーがあるのか戸惑ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。

次の項目からは、服装やご祝儀、お返しなど、建碑祝いに関するマナーについて詳しくご紹介していきます。

事前に把握しておくことで、当日にスマートな立ち振る舞いをすることができますよ。

建碑祝いのマナー

お葬式に比べると、建碑式を行う機会は少ないため、あまり馴染みがないと感じてしまっても無理はありません。

しかし、複雑なしきたりはありませんので、前もって建碑式のマナーを知っておけば、戸惑いもかなり軽減されるのではないでしょうか。

お墓づくりのお祝いに関するマナーをまとめたので、ぜひご参考にしてみてください。

服装

「お墓に関する行事=喪服」というイメージがありますが、建碑祝いはおめでたい儀式に該当するので、喪服を着て行く必要はありません。

男女共に、略礼服か平服を着用して参加しましょう。

しかし、同日に納骨などの法要が行われる場合は弔事が優先となりますので、喪服を着用して参加します。

建碑祝いの日に法要があるか否かで、適した服装がガラリと変わるのでご注意くださいね。

男女別に服装の例をご紹介しますので、雰囲気をつかむのにお役立てください。

【男性】

通常は黒スーツや略礼服を着用し、白いネクタイを締めます。

限られた範囲の親族のみで行うような場合は、派手過ぎなければ平服でも構いません。

暗い色のジャケットやパンツを着用し、落ち着いた印象でまとめましょう。

もしお墓が足場の悪い場所にある場合は、暗いカラーの歩きやすい靴を履くのが無難です。

香りの強い整髪料などは使用しないことをおすすめします。

【女性】

黒いスーツやワンピース、あるいは略礼服や柄の無い着物を着用しますが、男性の場合と同様、他の参加者の性質によっては平服を着ることもあります。

黒や紺、グレーなど落ち着いた色合いのアイテムを選び、シックな印象にまとめましょう。

アクセサリーを使用するなら、白パールや黒パールが無難です。

靴はシンプルなパンプスなどを履き、香水の使用は避けてくださいね。

なお、ご紹介した服装はあくまで一般的な例であり、どのような服装をするべきかは地域や家で変わる場合があります。

建碑式に参加する親族に前もって相談し、服装の雰囲気を聞いておくことで、当日のミスマッチを防ぐことができますよ。

建碑祝い(ご祝儀)

建碑祝いはお祝い事なので、ご祝儀を包むことになります。

紅白水引がついたご祝儀袋に、新札を包んで渡しましょう。

相場は地域や相手との関係性によって異なりますが、大体1~3万円ぐらいと考えておいていいのではないでしょうか。

こちらに関しても、親族に確認をすることをおすすめします。

なお、表書きは「建碑御祝」や「建碑設立御祝」とするのが一般的ですよ。

なお、同日に法要が行われる場合は、表書きを「御仏前」として、白黒水引の不祝儀袋に包んで渡します。

お返し

こちらは、建碑祝いをいただいた側のマナーです。

建碑祝いのお返しは、いただいた金額の半額程度の品物を贈るのがマナーとされています。

・お茶やお菓子

・タオル

・カタログギフト

・商品券

などの品物を、表書きを「御礼」や「内祝い」としてお返ししましょう。

建碑式における注意点

建碑式に参加するにあたって、2点ほど注意しておくべき点があります。

マナーに反する行いをしてしまわないためにも、前もって確認をしておきましょう。

故人のお墓の建立は祝辞とみなされないので注意!

お墓を建立することはお祝い事にあたりますが、故人が亡くなったすぐ後にお墓を建てた場合は、その限りではありません。

「急に訪れた不幸により、埋葬するお墓が無かったために建てた」という意味合いから、慶事とみなされないからです。

このようなケースの場合は建碑祝いとしてではなく、表書きを「御仏前」として不祝儀袋に包んで渡すことになります。

納骨などが同日に行われる場合は弔事を優先

先にもご紹介いたしましたが、納骨などの法要が同日に行われる場合は、服装などを弔事に合わせることがマナーとなっています。

この点を間違えてしまうと、他の参加者に非常識と思われてしまう恐れがあるので、入念にチェックをしておきましょう。

まとめ

建立されるタイミングによって、お墓づくりはお祝い事とみなされる場合もあります。

お祝いの日を晴れやかな気持ちで迎えるためにも、まずは建碑祝いがどのような意味合いを持つ儀式なのかを知っておきましょう。

その上で、マナーに則った服装や作法を把握しておけば、安心して当日を迎えることができますよ。

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