本日は岩手県金ヶ崎町の浄妙寺でまごころ職人が施工した永代供養塔をご紹介いたします。
間口3.4m×奥行1.8m、地上カロートの納骨室の深さが68㎝の永代供養塔になります。
間口が長いので高さのズレが生じないように水平器で確認しながら据え付けていきます。
外周の根石を2液を混ぜて使用するセラミックボンドを使用して建て上げしていきます。
下部の根石と柱・壁面と天板には直径30㎜×950㎜のステンレスアンカーを上下に計16ヶ所差し込みします。
三分割した天板をクレーンと石材専用のクランプを使用して慎重に設置します。
正方形の貫通穴が竿石裏側のステンレス扉からの納骨口で、奥の長方形の穴が拝石をズラして納骨出来る開口部となります。
三分割した天板の接合部分にはコーキングをしっかり充填して雨水等の侵入を防ぎます。
地震対策として蓮華台と竿石の他にも石塔の石同士には免震シートを挟んで免震施工を行います。
竿石の裏側に特注のステンレス扉を取り付けします。 納骨は、ステンレス扉と下の拝石からの納骨となります。
白御影石で統一された永代供養塔と黒御影石の銘板に「南無妙法蓮華経」と髭文字で彫刻。
「知恩報恩」の銘板が引き立つ永代供養塔が完成しました。