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おはぎは春夏秋冬で呼び名が違った!

公開日:2020/9/26

025日(金)秋彼岸が明けましたが、皆さまはお墓参りにいかれましたか。

今年はコロナ禍でお墓参りが難しい方も多かったと思います。

ぼたもちとおはぎの違いってなに?

先日、情報番組で彼岸ということもあり、ぼたもちとおはぎの呼び名について話が出ていました。

ぼたもちとおはぎは基本的に同じもので、食べる時期によって呼び名が違うのだそうです。

ちなみに漢字では「牡丹餅(ぼたもち)」「お萩(おはぎ)」と書きます。

ぼたもちは、牡丹の季節、つまり春のお彼岸に食べるものであずきの粒をその季節に咲く牡丹に見立てて「こしあん」にする。

また、一方おはぎは、萩の季節、秋のお彼岸に食べることで、あずきの粒をその季節に咲く萩に見立てて「粒あん」にして作っていたそうです。

でも今は年中おはぎという言葉で通すお店が多いそうです

そういえば、亡くなった私の祖母もこしあんと粒あんを使い分けて作っていたように思います。

夏と冬にも別の呼び名があった

昔の人は、おはぎ1つをとっても4つの名前をつけるほど、自然や季節と

結びついて、遊び心もありながら風情もあったんだと感心させられます。

忘れてはいけない日本の心を思い出させてくれるようです。

春の「ぼたもち」

夏の「夜船」

秋の「おはぎ」

冬の「北窓」

美しい風情の日本語がこんな身近なおはぎで感じることができました。

寺澤美紀


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