「周りは黒い石ばかり。私はこういうお墓はいやなの。建てるなら明るいお墓いいな」と生前にお母様がおっしゃっていたのだそうです。
その墓地ではまわりを見渡すと墓石は黒御影石が多く建っていました。
お客様は、まわりに合わせたほうがいいのか、それともお母様が言い残した明るいお墓にしたらいいのか、ずいぶん悩まれたようです。
そのお客様とは何度も完成予想図の打ち合わせをし、石のサンプルもお手に取ってご覧頂きました。
その結果、お客様は桜御影石(ピンク色の石)を使い、お花を彫刻したお墓を建てられました。お母様の明るい笑顔を思い出したら、全員一致で「このお墓だよね」と決まったそうです。
後日、お電話を頂き「今、お墓参り行ってきました。当初は無難に黒い石でとも思ったけど、ピンクの石にして良かった。母親も、満足していると思います。」とおっしゃっていました。
お墓の前でご家族がお母様のお話をしながらお参りにしている姿が目に浮かびます。
一生に一度のお墓づくり。これからもお参りに行きたくなるようなお墓づくりをお手伝いします。
本間