墓石の彫刻部分への色入れについて、お問い合わせをいただくことがあります。
彫刻文字への色入れは、使う石の種類や地域などにより異なります。
彫刻部分に色をお入れする場合は、白または黒色が多いです。九州地方では金色をお入れする地域もあります。
文字彫刻の色入れについて
白御影石の場合には、彫刻したままだと、文字が見えづらい場合があります。
白御影石に白色をお入した場合、彫刻文字が見えやすくなり、優しい雰囲気になります。
黒色をお入れした場合は、彫刻部分がはっきりとして、離れたところからでも見えやすくなります。
黒御影石は、色を入れず、彫ったままという方もいらっしゃいます。
白色をお入れした場合には、色のコントラストがはっきりと出て大変見やすくなります。
お花など細かい模様を彫刻される場合には色を入れると模様がはっきりと見えてきれいです。
文字彫刻部分のメンテナンス
彫刻に色をお入れした場合には、何年かすると塗料がはがれてくるため定期的なメンテナンスが必要になります。
また、建立者がお亡くなりになり、朱色を入れた彫刻部分の色取りなどが必要になる場合もあります。
私どもでは、彫刻の色入れ、色取りなどアフターサービスを行っております。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
太田