お彼岸はお盆と並んでお墓参りに行く方が多い時期です。お参りに行って周りのお墓を見渡すといろんな文字が彫刻してあります。初めてお墓を建てる方は迷ってしまうと思います。そこで今回はお墓に彫刻する文字についてお墓ディレクターの本間がご紹介いたします。
楷書体・行書体・隷書体
一般的には楷書体、行書体、隷書体3つから選択される方が多く、その中でも95%近くのお客様が楷書体もしくは行書体の文字をお墓に彫刻されていらっしゃいます。なぜ、この2種類が多く選ばれるかというと“わかりやすい”というのが一番ではないでしょうか。お墓に彫刻する文字はお題目やご戒名(お亡くなりになった仏様の名前)など難しい漢字が多いのでシンプルでわかりやすい書体が選ばれています。
自分で書いた文字は彫刻できる?
楷書体、行書体以外にもいろいろな文字が彫刻できます。実は決まっている書体以外にも自分で書いた、いわゆる“書”を墓石に彫刻することもができます。ただし、細かすぎる文字やかすれなどは表現ができない為、彫刻するのが難しい場合がございます。自分で書いた文字の彫刻したい!とご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
彫刻する際にここは気を付けて!
- お寺の場合
- 寺院墓地にお墓を建てる場合、彫刻が決められていることがあります。周囲のお墓が「南無阿弥陀仏」や「倶会一処」などお題目だらけ…という墓地はご住職様にご確認いただくことをおすすめいたします。
- 著作権がある場合
- キャラクターやデザイナーが書いた“絵”や“文字“を彫刻する際は気をつけてください。無断で彫刻した場合、違法になる可能性があります。ただし、絵や文字の作成者に相談するか、購入などの手続きをとれば許可をしてもらえるようです。
一生に一度のお墓づくりを初めている方。これからお墓を検討する方のご参考になれば幸いです。