愛知県豊明市にある地域の共同墓地にて墓じまいをすることになったご兄弟は、お墓とお住いの地域が離れており、地元戻る予定も無く、誰が墓を見て行くか気がかりで、長男の自分が見て行くことになるのかなと考えていたとのことです。
兄弟は毎年とは行かないが、盆暮れには故郷に戻るようにしており、今年のお盆に集まったタイミングでお墓参りに行き、その流れでお墓をどうするかという話になったとのことです。
4人の考えが飛び交う中、墓じまいをすることで意見が一致したとのことです。
そこで当社にお声が掛かり、ご依頼いただけることになりました。
進めて行く際に手続き等もあるので、今後の窓口を何方にしたら良いか確認をしたところ、長男が窓口になり進めて行くということになりました。
ご契約書に記入するお名前はお父様にし、お支払は兄弟でするということです。 前半金が長男様 残金が次男様でまとまりました。
これまでのケースを見ると親御さんが子供たちに心配かけさせたくないというのが多いかとかと思っておりましたが、今回は兄弟で親孝行をされているように思えました。
お客様は何もおっしゃっておりませんでしたが、ご高齢になられたご両親に心配しなくてもいいよと至誠を尽くされように感じ取れました。
慌ただしい時代に、親子、兄弟の絆・家族への想いが感じ取れる墓じまいでした。
まごころアドバイザー 笹田 龍雄