これは、墓じまいのご依頼者様は関東圏にお住まいで、北陸地方にある故郷のお墓を墓じまいすることになったお話しです。
当初、墓じまい後の改葬先(ご遺骨の引っ越し先)は、現在お墓が建っている同一県にしようと考えており、同一県でなければならないと思っていたとのことです。
そこで、お墓じまいの後も地元に足を運ぶことはございますかとお尋ねしたところ、少し考えた後、みんなこっちに居るから恐らくもう行くことは無いとのことです。
それであれば、現在お住いの地域程よから程よい距離で、条件の合うところがあれば、そちらに改葬されてみてはどうか、一つの選択肢としてお知らせいたしました。
それであれば気に合うところがあるのか、価格帯はどうなのか改葬先の資料を見てみたいとなり、いくつかの資料をお送りいたしました。
資料を郵送後、お客様のご決断は早く、〇〇苑の合祀墓に申し込むとなりました。
そこから役所へ改葬申請手続きを行い、10日ほどで改葬許可証が発行されました。
お客様の決断の速さと、役所の方の対応の早さも噛みあい、更に天候にも恵まれ、墓じまいの工事は納期よりも半月以上も早く終えることが出来ました。
後になってお客様から聞いたのですが、工事も早く行っていただき、先が限られているご兄弟にも報告が出来、これで心残りないとおっしゃっておりました。
お話しを聞いていると、決断の速さに運も味方してくれたのかと思いました。
お墓のことは迷われる事が多いかと存じます。
そんな時は私共にもお声がけください。解決へのきっかけを探せればと思っております。
まごころアドバイザー
笹田 龍雄