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墓じまいにかかる費用について徹底解説!費用相場や内訳について

公開日:2021/11/25

墓じまいとは、遺骨を取り出してからお墓を解体・撤去し、新たる供養先へ遺骨を移すことを指します。お墓の管理が難しくなった場合などに行われる作業ですが、墓じまいにはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。墓じまいの費用相場や、墓じまいにかかる費用の項目について、詳しくご紹介していきます。

墓じまいの費用相場は?

お墓の解体・撤去にかかる費用は、墓地の大きさになどによりますが20~30万円程度と考えていいでしょう。その後、永代供養や一般墓への改葬(お墓の引っ越し)を行うと、追加で30~300万円ほどの費用が発生すると言われています。

費用の相場に開きがあるのは、改葬先によって料金が大きく異なるから。

次の項目では、改葬の方法を「永代供養」と「一般墓への改葬」に分け、費用にどのような違いが生まれるのかをご紹介していきます。

改葬の方法によって異なる墓じまいの費用

墓じまいの際、永代供養を行う場合と一般墓への改葬を行う場合では、費用相場にどの程度の違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

永代供養

永代供養墓にはさまざまなタイプがあり、樹木葬や納骨堂、合祀墓(ごうしぼ)などとなっています。どの永代供養墓を選ぶかにより、費用は大きく変わります。

永代供養墓のうち、一般的に最も費用が抑えられるのは合祀墓への埋葬です。

合祀墓とは、永代供養を行う際に遺骨を埋葬するお墓の種類で、他の方のものと一緒に遺骨が埋葬されます。

霊園や寺院によっては、10万円以下で合祀墓への埋葬ができるケースもあります。

一般墓への改葬

一般墓への改葬を行う場合、前回お墓を建てた時と同様の作業を行う必要があります。

墓地の永代使用料や墓石の購入・設置費用、管理料などを合計すると、100~300万円ほどの費用がかかると見込まれるでしょう。

そのため、今後お墓をメインで管理していく人や、その後継者たちの居住地に鑑みた、土地にお墓を建てるのがおすすめですよ。

墓じまいにかかる費用の内訳

ここからは、墓じまいにかかる費用の内訳をご紹介していきます。

お墓の撤去にかかる費用

お墓の撤去にかかる費用は、墓地の大きさによりますが20~30万円程度です。墓石の解体・撤去や遺骨の取り出しに、上記の金額が発生します。

まず、墓石の解体・撤去にかかる費用ですが、墓じまいを行う場合、現在お墓が建てられている土地を墓地の管理者に返還しなければなりません。

そのため、お墓を解体して処分し、更地にする必要があります。この作業を個人で行うことは難しいため、石材店や専門の業者に撤去を依頼します。

お墓の規模によって費用は異なりますが、1平方メートルあたり10~20万円ほどかかると考えていいでしょう。

なお、お墓から遺骨を取り出す際は「閉眼供養」をしなければなりません。閉眼供養とは、墓石に宿っている故人の魂を抜き、墓石を「石」にする儀式のこと。

この儀式を行う際、僧侶にお布施をお渡しします。お布施は気持ちを表すものなので、一般的に支払う金額に指定はありませんが、3~10万円が相場だとされています。

行政手続きにかかる費用

墓じまいをする際、現在の墓地がある市区町村で行政手続き(改葬許可申請)をします。行政手続きにかかる手数料は地域によって異なり、中には費用が発生しない場合も。

しかし、これらの手続きを行政書士などに依頼した場合、依頼料がかかるのでご注意くださいね。

なお、改葬許可証の申請には、以下の書類を取得が必要になります。

・改葬許可申請書

・埋葬証明書

・受入証明書

・改葬承諾書   など

以上の書類を役所に提出することで、改葬許可証が発行されます。各種書類の取得先は、役所だけでなく墓地の管理者などにも及びます。

即日で改葬許可証を取得するのは難しい場合があるので、余裕のあるスケジュールで作業を行いましょう。

離檀料

墓じまいに伴い、お墓があった寺に所属することをやめる際に、「離檀料」と呼ばれるお布施が必要になるケースがあります。

離檀料の金額は、お寺の格やお寺との付き合いによって変わります。よって、相場は5~30万円とやや幅広く考えておきましょう。

なお、閉眼供養の際にお渡ししたお布施が離檀料を兼ねる場合もあります。地域によって基準は異なりますので、家族や親族への確認を怠らないようご注意くださいね。

中には、離檀の際にトラブルが発生し、高額な離檀料を請求されてしまうケースもあるようです。

お互いが合意の上で気持ちよく離檀できるのが望ましいので、離檀の際は墓地の管理者へ今までの感謝の気持ち伝えた上で、話し合いを慎重に進めるよう心がけてください。

改葬先で発生する費用

「改葬の方法によって異なる墓じまいの費用」の項目でもご紹介して参りましたが、墓じまいを行う際は改葬先で発生する費用も考慮しなければなりません。

永代供養なら10万円前後~、一般墓への改葬なら100~300万円ほどの費用が見込まれます。

これに加え、墓じまい後は自然葬にするという選択肢もあります。自然葬とは、遺骨をお墓に埋葬するのではなく、自然の中に散骨することを指します。

中でも、墓石の代わりに樹木や草花などを墓標とする「樹木葬」や、船で沖合に出て海に遺骨を撒く「海洋散骨」などの埋葬方法にも人気が集まっていますよ。

樹木葬は墓標とする植物にもよりますが10~80万円程度、海洋散骨は20~30万円程度の費用がかかります。

故人の遺志や予算を考慮しながら、改葬先で発生する費用を見積もりましょう。

まとめ

墓じまいの費用は、改葬先で発生する費用を含めると50~300万円が相場だと考えられます。

墓じまいにかかる費用でトラブルを起こさないためには、事前に費用を見積もり、予算を組むことが大切ですよ。

もし、費用や手続きに関してご不安な点がある場合は、まごころ価格ドットコムにお気軽にご相談ください。

まごころ価格ドットコムは、墓じまいのプロフェッショナル。後悔しない墓じまいのサポートをさせていただきますので、お困りの方はぜひお問い合わせくださいね。

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