意外と大変! お墓の雑草対策と墓じまいのすすめ

お盆に合わせて、お墓の掃除を考えている人も多いのではないでしょうか。そしていざ墓掃除をしようとお墓に足を運んだとき、そこに青々と茂る雑草に、うんざりしてしまう人も決して少なくありません。
ここではそんな人のために、「お墓の雑草対策」について解説していきます。

お墓の雑草対策6つ

お墓の雑草対策には、下記の6つの対策があります。
・人の手で抜く
・除草剤を使う
・玉砂利を使う
・防草シートなどを使う
・コンクリートで墓所を固める
・業者に依頼する
ひとつずつ見ていきましょう。

人の手で抜く

「人の手で抜く」は、お墓の雑草対策のなかのもっとも基本といえるものです。人力で手入れするため、お金がかからず、いつでもすぐに行えるのがメリットです。
また一緒にお墓の掃除を行うことでお墓の状態も良く保つことができますし、故人と語らいの時間を持つこともできます。

ただこの方法の場合、物理的にお墓の場所とお手入れする人の住んでいる場所が近くないと難しいというデメリットがあります。お墓の雑草は、「一度抜いてしまえば終わり」というものではなく、定期的に手入れしなければすぐにまた復活してしまうものだからです。特に夏は、雑草が育つ速度が速いので、きれいな状態を保つのはなかなか難しいといえます。

除草剤を使う

お墓の雑草対策として非常に有用な方法として、「除草剤を撒くこと」が挙げられます。手で抜くのに比べて格段に手間を削減できますし、即効性があるのも魅力です。ホームセンターなどで薬剤は簡単に手に入りますし、1回にかかる費用もそれほど高くありません。

もっとも除草剤は、たしかに1回あたりの費用は安いものの、草の根っこまでを完全に退治できるものではありません。そのため、そのうち草はまた復活します。毎回除草剤を使っていると、出費はかなり大きいものとなります。
また強い除草剤は周りの墓所の木々に影響を与えてしまう可能性もあります。使う前には一度、墓地の管理者に確認を取りましょう。

玉砂利を使う

一度雑草を引き抜いた後に、玉砂利を敷くことでお墓の雑草対策ができます。玉砂利が草の成長を阻害するため、草が非常に生えにくくなります。比較的手軽に使える方法であるうえ、長期間にわたって雑草の発生を抑制できるため、効果的な方法のうちのひとつです。お墓に合う色の玉砂利を選べば、違和感もありません。

しかし玉砂利は、経年劣化を避けることができないものです。そのため時間が経てば、玉砂利の隙間からまた草が生えてきます。そのため、玉砂利によるお墓の雑草対策は、「一度施工してしまえば終わり」というものではありません。また、落ち葉などが落ちやすい墓所の場合は、掃き掃除をするときに玉砂利も一緒に掃きとってしまいかねないため、少し注意が必要です。

防草シートなどを使う

防草シートは、文字通り、「草を防ぐ」役割を持っているシートです。雑草の発生の原因となる太陽光を遮る役目を果たすシートを張ることで、お墓の雑草対策をする方法です。除草剤とは異なり毒性がないため、どんな環境でも使えるのが魅力です。また、玉砂利などと組み合わせることで、さらに高い効果を発揮します。

ただしこの方法を使う場合は、前もってお墓の雑草を引き抜いておかなければなりません。また経年劣化も起きるため、ある程度の期間が経ったら交換しなければならないというデメリットもあります。

コンクリートで墓所を固める

「手入れが面倒」「お墓の雑草をもう抜きたくない」ということであれば、思い切ってコンクリートで墓所を固めてしまう方法が有効です。ほかの方法では、雑草の発生速度を送らせることはできるものの、雑草の発生を完全に防ぐことはできません。しかしコンクリートで固めてしまえば、基本的にはそれ以降はもう草は生えてきません。

このようなメリットがある一方で、この方法は、ほかの方法に比べて費用が高くつきます。またコンクリートが固まるための時間も必要です。さらに墓地によっては監理者の許可が必要になるため、事前に監理者に確認をしておく必要もあります。

業者に依頼する

最後に、番外編として「業者に依頼する」も紹介しておきましょう。
これは、墓参り代行業者などにお願いをして、お墓の草むしりをしてもらう方法です。
電話やインターネットで契約を完結できるうえ、依頼者が現地に行く必要もなく、手間をかける必要がないのが大きなメリットです。お墓参りも代行でしてもらえるため、遠方に住んでいる人にとっては非常に頼りになるでしょう。

ただしこの方法は、「人」を使うため、非常にお金がかかります。また当然永続的な効果はないため、また草が生えてきたら、再度お墓の雑草対策を考えなければなりません。

墓じまいもひとつの選択肢

このように、お墓の雑草対策にはさまざまな方法があります。ただ、いずれの方法をとるにせよ、時間や手間やお金がかかってしまうのがデメリットです。

「もう地元のお墓を使うことはない」ということであれば、思い切って墓じまいをしてしまうのもひとつの手です。墓じまいをして永代供養墓などに入れれば、雑草やお墓のお手入れをする必要はありません。また新しくお墓に入れるにしても、自分たちの住んでいるところの近くで埋葬できるため、「遠方だから足を運びにくい」というデメリットを解消できます。

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