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仏様について その5

大きな仏像のことを「大仏さま」と言われていますが、大きな仏像以外にはあまり素性が明らかではないと思います。今回はそんな「大仏さま」について少しお話したいと思います。

歴史

大仏とは、大きな仏像を指す通称。中国なアジアの仏教圏では、自然の岩壁や岩そのものに彫刻した仏像が古くから造られてきていたようです。この頃の大仏は彫り込む対象物と一体となっており、現代のような独立したお姿ではありませんでした。日本では、奈良時代に聖武天皇が、国家の安寧と民の幸福を祈願して東大寺に奈良の大仏(東大寺大仏)を造立したのが始まりとなります。以降、現代に至るまで、大きな功徳を求めた願主によって各地に大きな仏像が造られてきたようです。

日本の大仏

日本にある大仏はそのほとんどが、阿弥陀如来・釈迦如来・薬師如来など「釈迦」対象としている像が多くあります。その他にも毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)・不動明王・地蔵菩薩などがあります。

大仏の高さ

釈迦の背丈が1丈6尺(約4.85メートル)あったという説から、その高さで造られた仏像を「丈六仏」と言われています。基本的にはこの高さ以上の像を「大仏」と呼んでいますが、釈迦の背丈(立ち姿)が基準であるため、坐像の場合は、約8尺となります。その他、この定義に満たなくても大仏と呼ばれるものもあります。

仏様の種類や大きさなど、多種多様な像があることが分かりましたが、それぞれ造立者とそれに携わった人々の想いが詰まった象徴物ですので、パワースポットとして紹介される仏像も多くあります。見かけた際にはありがたく手を合わせてみてはいかがでしょうか?

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