大仏さまについて その5

今回も日本にどんな大仏さまが居るのかご紹介していきたいと思います。

釈迦涅槃像

福岡県篠栗町の南蔵院におられる釈迦涅槃像(しゃかねはんぞう)は、全長41メートル、高さ11メートル。ブロンズ製の涅槃像としては世界最大級とされており、いわゆる「寝仏」と呼ばれる横になられたお姿をされています。一説によると、立像は修行中で悟りを開く前の姿、坐像は修行して悟りを開こうとしている時(あるいは開いた直後)の姿、そして涅槃像はすべての教えを説き終えて入滅(生死を超越した境地に入る)しようとしている姿を顕しているようです。

ほとんどの涅槃像の容姿は右手を枕とするか、もしくは頭を支える姿である。基本的には、頭は北向き、顔は西向きとされる。これが後に、一般の俗人が亡くなった時に「北枕」とされる由縁となったようです。また目が閉じているものと、目が開いているものがあり、目を閉じた涅槃像は、既に入滅した姿で、目が開いている涅槃像は最後の説法をしている姿を顕しているといわれています。釈迦涅槃像は目を閉じておりますので、入滅し輪廻などの苦しみを脱して自由の境地に到達した大仏さまということになります。

また、本寺の住職が宝くじの高額当選を繰り返したということで、開運の利益で知られる「出世大黒天」など、宝くじのパワースポットとしても有名となっています。ただ、観光スポットではありませんので大切な祈りの場所として、境内では静かに、敬意を払ってお参りしましょう。

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