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永代供養墓の高まるニーズと背景

永代供養墓の高まるニーズと背景

「核家族化」や「少子化」という言葉を耳にする事が多くなりました。子供の数が少なくなった昨今、代々受け継いできた墓を誰が守っていくのか、悩む家庭が増えています。子供の数は確実に減り続け、一人の女性が一生涯に生む子供の数は、2018年全国平均1.42人と、まさに一人っ子時代になってきました。お墓参りができない方に代わり、寺が責任を持って供養と管理をする永代供養墓は、1985年の比叡山延暦寺「久遠墓地」に始まり、主に1990年代から全国の寺院や霊園に開設されてきました。

お墓に対する考え方が最近少しずつ変わってきたように思います。バブル景気の頃は、お墓に300万円から500万円かけるのは珍しいことでは有りませんでした。また、急がないと墓地がなくなってしまうと考えれていたようです。ここ数年、納骨堂形式の永代供養墓が、新しい納骨方法の一つとして認められてきています。
理由としては、「承継者の問題が無い」「管理料、寄付金が無い、または少額」「費用が一般の墓に比べて少額」「遺骨の引き取りが可能なところもある」などが考えられます。

昨今の子供が少ない事にくわえて、結婚しない男女の増加、離婚の増加により、従来の「〇〇家先祖代々之墓」を親から子へ、子から孫へ、家名と血縁を承継していくことが難しくなってきています。以前は、一人娘に婿養子を迎えてという家も少なくなかったと思いますが、最近は妻の性にはならず、妻の家族と同居する「マスオさん」が増えてきているようです。
墓は一代一代のものという考え方が、少しずつ芽生えてきています。夫婦(兄弟姉妹)が一つのところに入ることができればそれで良いということです。形あるものを残さず、墓や供養のことで子や孫に負担を掛けたく無いという方が増えつつあるようです。度重なる不況、新類縁者や地域社会との希薄な関わり、いろんな要素が加わって大きい墓ではなくて小さい墓や、利便性、経済性に優れた納骨堂や永代供養墓に変わりつつあります。

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