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【2019年最新】墓じまいをする時はどんな手順で行えばいいの?墓じまいの流れを解説します!

お墓参りは大切なことですが、どうしてもお墓参りができない状況になっていませんか?大事なご先祖様を蔑ろにしてしまうのは避けたいところですが、お墓が遠くにあったり、お墓の近くに誰も住んでいなかったりする場合、誰がお墓のお手入れをするのか分からなくなってしまいます。

そんな時は、墓じまいを行うのが選択肢として挙げられます。墓じまいは最終的な選択肢ではありますが、これからも大事なお墓を大切に供養するためにも、墓じまいを行うのが得策です。ただ、墓じまいはそうそう行われるものではないので、どんな手順で行えばいいのか分からない人もいるのではないでしょうか?

それでは、墓じまいの流れについてご説明しましょう。

【墓じまいの一般的な流れ】

墓じまいとは現在の立っているお墓を解体及び撤去し、別の墓地や永大供養地に移転及び改葬を行うものです。ここで注意したいのは、墓じまいを行う際に届け出を行う必要性があり、遺族できちんと話し合ってどこの墓地や永大供養地に移転及び改葬させるのかを決めなければなりません。

それでは、墓じまいの一般的な流れについてご説明しましょう。

○遺骨中身を確認し、遺骨の行き先を決める

墓じまいをするということは遺骨を移動させることになるので、まずは遺骨の状態を確認しましょう。納骨してからどのくらいの年月が経っているのか、誰の遺骨なのか、状態の良し悪しなどを確認したら、次に遺骨の行き先を決めます。

遺骨を保存しようとする場合、誰が管理するのか、維持費はどのくらいかかるのかを改めて決める場合もあるでしょう。しかし、墓じまいをする理由のほとんどは、お墓を管理する人がいないことです。したがって、管理者や維持費などで手間をかけていては墓じまいをする意味がほとんどなくなってしまいます。

公営墓地への改葬合祀を行うのか、散骨するのか、菩提寺で永大供養をするのかなど、管理者の選定や維持費が必要な方法で行き先を決めましょう。

○遺族で納得するまで話し合う

墓じまいにおいて最もトラブルになりやすいのが、遺族や親族との話し合いです。遺族全員が墓じまいに納得するとは限らないので、勝手に墓じまいをしてしまうとほぼ確実にトラブルになるでしょう。どんな方法で供養するのか、移転及び改葬させる場所はどこにするのかなど、遺族や親族間で納得するまで話し合いましょう。

○現在お墓がある場所を管理する人に連絡して離檀する

遺族や親族間で納得するまで話し合って決めたら、次に現在お墓がある場所を管理している人に墓じまいを行う旨を伝えます。もしもお寺の境内にお墓があった場合に墓じまいを行う時はお寺との関係を終える離檀となりますが、これはお寺にとってその分の収入が無くなることを意味しています。

お寺もボランティアではないので、金銭面が絡むからこそしっかりと話し合ってこちらの想いを伝えることが重要です。ただ、お寺との金銭面などのトラブルは基本的に起こることはないとされています。お寺としては離檀料を請求することになりますが、高額な離檀料を請求されるトラブルはほんのわずかです。

お寺側はこちらの事情を察してくれるので、スムーズにやり取りが進められると思って問題ないでしょう。

○受け入れ証明書を発行してもらう

無事に離檀が決まったら、次に改葬先を管理している人から受け入れ証明書を発行してもらいます。この受け入れ証明書を申請する時は、管理者が指定する書類に以下の必要事項を記載する必要性があります。

・申請する人の氏名・捺印
・遺骨の氏名と住所、本籍
・改葬元の名称・住所
・申請書発行年月日

以上の必要事項を記載して申請した際に発行される受け入れ証明書には、『受け入れ先の墓地管理者の名称・氏名・住所・捺印』と『受け入れ証明書の発行年月日』が記載されているはずです。しっかりと全ての必要事項が記載されているか確認しましょう。

○埋葬証明書を発行してもらう

埋葬証明書とは改葬許可の申請を行う際に必要な書類で、改葬元の墓地を管理している人に発行してもらいます。申請書には、以下の必要事項が記載されているかどうかが重要です。

・墓地使用者の署名と捺印
・墓地管理者の署名と捺印
・遺骨の氏名
・埋葬証明書発行年月日

以上の必要事項がしっかり記載されていれば、どんな書式でも構いません。

○改葬許可の申請

次に移転及び改葬するために許可を得るための申請を行います。遺骨は遺体の一部として認識されているので、役所に届け出ずに遺骨を移動させたりお墓を撤去及び解体したりするのは法律で禁止されています。

受け入れ証明書と埋葬証明書を揃えたら、次に改葬元の墓地がある役所で二種類の申請書を提出し、改葬許可申請書を受け取ります。改葬許可申請書には、主に以下の必要事項を記載します。

・遺骨の氏名、住所、本籍、性別、死亡年月日
・現在埋葬されている墓所の所在地と名称
・申請者の氏名と住所
・墓地管理者の署名と捺印

以上の必要事項を記載したら、改葬元の役所に提出して改葬許可証を受け取ります。改葬許可証は改葬先の墓地に遺骨を預ける時までに改葬先の役所に提出しなければなりません。

あお、散骨、あるいは自宅供養を行う場合は新しいお墓があるわけではないので、受け入れ証明書や埋葬証明書、改葬許可申請書の手続きは一切必要ありません。

○閉眼供養を行う

閉眼供養とはお墓に入っている魂を抜く作業です。この作業を行わなければお墓の撤去・解体は不可能なので、必ず工事を行う前に閉眼供養を行いましょう。

○墓を撤去する専門業者を選ぶ

改葬許可証を提出したら、次にお墓を撤去する業者を選びます。墓じまいをする前に閉眼供養を行なって遺骨を取り出さなければなりませんが、お墓を撤去しなければ遺骨が取り出せないケースもあるので先に専門業者を選ぶのがおすすめです。

お寺が管理する墓地や民営の墓地の場合、専門業者が指定されています。それ以外の場合は自分で専門業者を選ぶことになるので、複数の専門業者に見積もりを依頼しましょう。なお、この時の見積もり相場は30万円以内です。

○お墓を撤去して更地にする

更地にするためにはお墓だけでなく基礎となる部分も全て掘り起こしてまっさらな状態にしなければならないので、専門業者に任せましょう。後は墓地を管理する人に永大供養権を返納し、移転先の墓地で納骨と法要を済ませれば完了です。

【まとめ】

墓じまいは一見簡単そうに見えて、かなり手間がかかるものです。特に遺族や親族間での話し合いがまとまる可能性が低いので、時間をかけて話を進める必要性があります。専門業者の選定や墓じまいをするための費用もかかるなど、しっかりと計画を立てる必要性があるでしょう。

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