墓じまいをした方がいいケースとは? 墓じまいせずにお墓を放置したらどうなる?

墓じまいを考えているものの、本当に実行していいものなのか悩んでしまう方は少なくないようです。

お墓の管理の問題や、お墓参りに行くことが困難といった事情を抱えている一方で、先祖代々守り続けてきたお墓を手放すことにためらいを覚えてしまい、八方塞がりになってしまうのだとか。
しかし、墓じまいを先送りしてお墓の管理がずさんになってしまうと、新たなトラブルが起こってしまう恐れもあります。

墓じまいをした方がいいケースや、墓じまいをしないことによって起こるトラブルなど、さまざまな情報をご紹介していきますので、墓じまいをするか否かの判断にお役立てください。

墓じまいをするのが望ましいケース

さまざまな事情により、お墓の管理を負担に感じる方もいらっしゃることでしょう。

その深刻さの度合いにもよりますが、無理をしないとお墓を満足に管理できない、すでに放置気味になってしまっているという場合は墓じまいの検討をおすすめします。
墓じまいを考えるケースとして代表的な例をいくつかピックアップしましたので、当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。

遠方に住んでいる

定期的にお墓参りに行きたいと思っていても、物理的に距離が開いていれば、実現が困難です。

特に、新幹線や飛行機などを使わなければ行けない場所にお墓があり、親戚もみな遠方に住んでいるという場合には、かなりの負担を背負うことになるのではないでしょうか。
人がなかなか訪れないお墓は、その期間が長くなればなるほど荒れてしまいます。

お墓参りの度に荒れ果てた様子を目にすると、墓じまいをした方がいいのではと考えてしまうのも無理はありません。

高齢のためお墓参りに行くのが難しい

お墓の管理を引き受けている方のうち、高齢のためお墓参りに行くことが年々辛くなってきたと感じるケースもあるのだそう。
お墓までの距離が遠い場合はもちろんのこと、たとえ近場でも体が思うように動かず苦労をしてしまうようです。

墓地までの移動や墓石周辺の掃除など、足腰への負担も無視できないため、辛くなってきたかなと思いはじめたら、墓じまいを検討するタイミングではないでしょうか。

自分の跡を継ぐ墓守りがいない

子どもがおらず、親戚の中にも自分の跡を継いでお墓の管理をしてくれるような人がいないという方も。

「もし自分の身に何かが起こった時、墓守りをしてくれる親族もいないから無縁墓になってしまう」と考えると、いっそ墓じまいをした方がいいのではと思い至るのはむしろ自然で、健全な考えであると言えます。

お墓の維持・管理費の負担が大きい

お墓の維持管理の出費が負担と感じている方の声をよく聞きます。
家計に余裕がないのに、お墓に関わる費用がずっと続くと思うと、未来永劫、管理を続けていけるか不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お墓の出費は永続的に続くものです。

身の丈に合った供養を続けていけるよう、一度墓じまいについて真剣に検討してみてはいかがでしょう。

子どもや親族にお墓の面倒をかけたくない

お墓の管理を負担に感じてきた人ほど特に、「子どもや親族にはお墓の面倒をかけさせたくない」という思いから、墓じまいを考えるのだそう。
お墓は定期的な管理が必要になる上、維持費も安くはありません。

昨今では、墓じまいをする人が増えているため、自分たちも元気なうちに墓じまいをした方が良いのではと検討するようですよ。
ただし、家族や親族が墓じまいを望んでいない場合もあるので、独断で進めず、事前によく相談することをおすすめします。

墓じまいをせずお墓を放置したその後

十分な管理をしないまま放置されたお墓は、まず間違いなく荒れるでしょう。
その後、継承者や親族も見つからず、管理をする人がいなくなってしまったお墓は、「無縁墓」となってしまいます。

無縁墓のたどる末路は、墓地使用者の意志ではない墓石の撤去です。
もちろん、違法に決行されることはありませんが、例えば管理費を滞納した上、承継者や親族と一定期間、連絡が途絶えた後、墓地管理者は法的な手続きを経て撤去が可能となりますので注意が必要です。
墓地の維持・管理には当然費用が掛かるため、その代金が支払われない状況では、墓地管理者が自己負担で墓石の撤去を選ぶこともやむを得ないでしょう。

墓石を撤去する際、そのお墓に埋葬されていたお骨は取り出され、他の無縁のお骨とともに合葬されるケースが一般的です。
つまり、故人のお骨を特定して二度と取り戻せなくなってしまいます。

「ご先祖が守り続けてきたお墓なのに、自分たちの代で墓じまいをしてしまってもいいのか」という葛藤は、多くの人の胸に去来するもの。
しかし、墓じまいを先送りした結果、お墓が荒れ放題になってしまったり、墓地所有者の意志とは別に墓石が撤去されるような事態になっては、ご先祖様に申し訳ないですし、元も子もありません。
墓じまいも立派な供養の一つです。

管理が困難だと感じたら、思い切って墓じまいをご検討されてみてはいかがでしょうか。

墓じまい後、お骨はどのように供養する?

墓じまいをした後、お骨を供養する方法は選択肢が広がっています。

・永代供養塔
・お墓の引っ越し
・自宅安置
・樹木葬、海洋散骨
・納骨堂

上記の他にも、ご自身たちが望む方法で供養を行った方もいらっしゃるようです。
お墓を守り続けるのももちろん大切ですが、より重要なのはお考えや暮らし方に合った供養を行うことです。
無縁墓になる未来が避けられそうにない場合は、墓じまいという選択もあることを頭の片隅に留めておきましょう。

まとめ

墓じまいをすることに、ためらいを感じてしまう人は少なくありません。
中には、親戚一同に猛反対をされたというケースもあるようです。

しかし、管理が難しいことが原因でお墓が荒れてしまったり、最悪無縁墓になる恐れがある場合、墓じまいという選択をおすすめします。
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