お盆が近づいてまいりました。
お盆にはお墓参りに行かれるご予定の方も多いのではないでしょうか。
今回は、お墓参りの際の注意点についてご案内いたします。
まずはお掃除
お墓参りの前には、まずお墓の掃除をします。
ご先祖様に手を合わせ、ご挨拶をしてから、掃除を行います。
お墓を掃除する時には「たわし」を使うのは避けてください。
たわしでゴシゴシ洗ってしまうと墓石が傷ついてしまいます。
たわしではなく、タオルなどのやわらかい布を使って、墓石の高いところから
下に向かって丁寧に拭いていきます。
最後に乾いたタオルで水分や汚れをきれいに拭き取ります。
お酒をかけない
故人が好きだったお酒などお供えする場合、お墓にはかけないようにしてください。
石材にお酒をかけるとアルコールや糖分で石が変色する原因となることがあります。
お酒をお供えしたいという場合、コップなどに注いで供えるとよいでしょう。
お供え物はきちんと持ち帰る
帰るときには、お供え物は置いたままにせず、きちんと持ち帰るようにしましょう。
食べ物は、カラスや他の動物達に荒らされて汚れてしまいます。飲み物の缶をそのままにしておくとサビが墓石についてしまうことがあります。
暑い時期で、衛生的にもよくないので、すべて持ち帰るようにしましょう。
マナーをしっかり守り、すっきりとした気持ちで、ご先祖様への日頃の感謝を伝えてみてください。
太田