関西にお住いのお客様から、「もう自分も高齢だし、墓じまいを考えてるんです」とお電話をいただきました。
墓守が誰もいなくなってしまうし、夫も病気で。わたしがどうにかしないと・・・と最初のころは
お電話で話をしていてもどこかさみしそうな感じがしました。
今あるお骨の、改葬先について相談を受け、私どもで建てたまごごろの碑(茨城県)という合葬墓を
ご紹介したところ、
「茨城県!?」とお客様がとても驚かれました。
最初は、場所が遠くなってしまうので、驚いたのかなと思っていましたが、違う理由でした。
「母は昔、茨城県に住んでいて、私が生まれたのも茨城なの!」と教えてくださいました。
「生まれ育った場所に母をまた連れて行けるなんて、運命を感じます!」とおっしゃっていて、
それからはお電話での声のトーンも明るくなり、とても楽しそうにお話してくださるように
なり、とてもスッキリされた印象を受けました。
「将来は、私もそこに入りますから~。また母と一緒に故郷に戻れるなんて!}と笑いながら
おっしゃっていました。
墓守がいなく、墓じまいを考えていらっしゃる方も最近ではとても増えています。
少しでもお客様のお力になれるよう、努力してまいります。
どんな些細なことでも、ぜひ一度ご相談ください。
太田