先日お電話で、『離れたところにある先祖の墓をしまって、現在住んでいるところの近くに新しくお墓を作りたいと考えています。』と、ご相談がありました。
『将来、自分も入ることになりますから、考えているお墓を、実際形にしたらどうなるのか知りたいのです。』との事でした。
ご事情を伺ったところ、ご先祖様のお墓は、現在住んでいる隣の県にあり、
もう誰も住んでいないので、自分の体が動くうちにお墓を建て、代々のお墓はしまい、
新しいお墓へ遺骨を納めたいとの事でした。
離れているため、お墓まいりに行くのも年に一回から二回になっており、今、
自分が何とかしなければ無縁のお墓になってしまうのではないかと、
ずっと気になっていたそうです。
お客様ご自身も病気で入院した期間があり、なかなか予定どおり進めることができなかったようです。
『やっと退院して、お墓の計画を進めることができます。自分の代でお墓を整理するのは、
非常におっくうな事ですが、今がその機会だと感じています。』とおっしゃっていました。
しまう事になるお墓は、離れていてお客様ご自身で行くのが難しいため、
私どもで伺って確認をしました。
新しく作るお墓のデザイン案も何度かご提案し、灯篭などを付けた立派なデザインになりました。
先日、納骨が無事に終わりましたと、ご連絡がありました。
『非常に気持ちがすっきりしました。おっくうでしたが、計画を進めて良かった。』とおっしゃっていました。
皆様のお墓づくりを、精一杯サポートいたします。
成田 めぐみ