お墓をつくったあとに、仏様がでるとお墓に納骨(お骨を入れる)とともにお墓本体や墓誌と呼ばれる板に戒名を彫刻します。お葬式が終わっていざ少し落ち着き、いざ納骨式となった際に意外と忘れがちなお墓への彫刻。そんなお墓への彫刻についてお墓ディレクターの私、本間がご説明します。
依頼から完了までの流れは?
- お墓の所在地と霊園名を確認する。
- 戒名(俗名)が書いてある位牌(白木の位牌)を準備する。
- 位牌に書いてある内容(表面・裏面)を石材店に伝えて、彫刻案の作成を依頼する。
- 石材店からの彫刻案の内容を確認する。
- 料金を支払う。
- お墓に彫刻。
以上が大まかな流れになります。
いかがでしょうか。依頼するまでにそんなに難しい部分はなかったと思います。
ここでお墓ディレクターからのおすすめです。「3.位牌に書いてある内容(表面・裏面)を石材店に伝えて、彫刻案の作成を依頼する。」の部分ですが、ついつい手書きで石材店に伝えがちですが、戒名は旧字や特別な文字を使用している場合があります。できれば、写真を撮って石材店に依頼することをおすすめします。
依頼してから完了までの期間はどれくらい?
石材店に依頼してから完了までおおよそ1ヶ月くらいかかる場合が多いようです。多くの皆様が四十九日に合わせて納骨されるようですので、納骨と合わせて彫刻も完了しておきたいとう方は戒名がわかり次第、早めに動かれた方がよいと思います。
金額はいくらくらいかかる?
戒名を彫刻する料金としてはおおよそ、3万円から5万円くらいが相場だと言われております。もちろん地域や石材店によってもことなりますので、依頼する前に必ず確認をしてください。大事なお墓のことであとあとトラブルになっては残念です。
以上、簡単にご説明させていただきましたが、いかがでしょうか。ご紹介させていただいた、内容をもとに後悔しない納骨や戒名彫刻にしていただければ幸いです。なお、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。お墓ディレクター、終活カウンセラーが皆様のお墓のご相談にのらせていただきます。
お墓ディレクター、終活カウンセラー
本間