カタログのご請求をいただいたお客様から、お見積書のご依頼の封筒が届きました。
開けてみると、苗字は同じですが、名前や住所も別の『お取り寄せシート』が二枚入っていました。
お電話を差し上げて詳細を伺ったところ、『運良く、共同墓地を並んで2か所、用意する事ができたんです。
仏はまだいないんですが、元気なうちに兄弟で隣同士にお墓を作ろうと計画しています。』ということでした。
私どもは全国でお墓づくりをしていますので、お墓を作りたいのに墓地が見付からないというお声をよく聞いております。
そのようななかで、なんと幸運なご兄弟なんだろうと思いました。
『今は二人とも元気だけど、これから先いつ病気になるかわからないし、
お墓についても相談などできなくなるかもしれないから、今のうちに納得いくお墓を作りたいんです。』
と、お二人ともお墓づくりにとても積極的です。
ご兄弟の奥様方も『せっかく並んでいるから、お墓の型は同じほうがいいわね。』など、
楽しんでいる様子が電話からも伝わってきます。
お見積書と完成予想図を、ご兄弟様がそれぞれお住まいになっているご住所へお送りすると、
その数日後にはお客様からご連絡をいただくようになりました。
その時は、必ず弟様がお兄様のご自宅へ行き、ご兄弟で仲良く相談されていました。
並んだ墓地に、型が同じお墓。
石の種類や彫刻の文字は違いますので、それぞれの個性が出ています。
私も楽しみながら、ご兄弟のお墓づくりをサポートすることができました。
お墓づくりでご不安な事や、わからない事などございましたら、
お気軽にご連絡お待ちしております!
成田めぐみ