「生きている内にお墓を建てようと思うんです。
息子や娘には迷惑かけたくないので」と
お電話を頂いたところから始まりました。
このように生前の内にお墓をご計画されている方も多いと思います。
仏様のいない家族が建てるお墓を「寿陵(じゅりょう)」と言います。
「どういうお墓をお考えですか?」
「昔ながらの背の高いタイプじゃなくて、背の低いやつがいい。
お参りにきたとき掃除が大変だと、あまり足を運ばなくなるだろうから」
ご主人様は、お墓選びの場面場面で、残されたご家族がお参りに来た時のことを想像され、
細かく心配りをされます。
「でもここだけはこだわりたいんです。墓石に自分が書いた字を入れたい」
「書」を長年続けてきたお客様ならではのご要望でした。
無事お墓が完成し、息子様、娘様とお孫さんを連れてお墓参りに行ってきたそうです。
そこでお孫さんから「おじいちゃんがこれ書いたの?上手だね。」と言われたそうです。
「嬉しいような恥ずかしような…」とお電話を頂きました。
完成したお墓の前でご家族が仲良く会話している様子が目に浮かびます。
私も久しぶりに実家に帰ってお墓まいりをしたくなりました。
一生に一度のお墓づくり。私どもに是非、お任せください!
本間