お墓の内部の構造 カロート(納骨堂)とは

カロートは普段外からは見えない部分で、石塔の下方にあるお骨を納める場所です。
語源は「からうど」(唐櫃・からびつ)に由来するといわれていて、お墓の最も重要な機能を担っています。
普段、入り口は石の板などでふさがれていますが、納骨時に石の板を移動させてお骨を納めます。
従来、カロートはコンクリートを打ち込んだものやコンクリートによる既成の組み立て式箱型のものが多くありましたが、近年は御影石などの石製のものが主流となっています。

カロートへの納骨方法

・布製の袋に入れて納骨する
・骨壷に入れて納骨する
・骨壷からお骨を出して納骨する
このように地域によって大きく分けて三通りの方法があります。
関西方面は布製の袋に入れる方法が多く、カロートが小さめになっています。
関東方面では骨壷での納骨が多いためカロートは広めで、二段になっているものもあります。

カロートの水抜き

カロートの底部は水抜き穴が開けられていて、浸水や湿気を防ぐ工夫がされています。
また、お骨を出して納骨する地域では、一部を土のままにして、土にかえすようになっています。
近年小型の区画で丘カロート(地上式カロート)が多くなっているのは、比較的安価で雨水がたまらないというメリットがあるからです。
納骨方法に合わせて、カロートのつくりも参考にしてみてはいかがでしょうか。

坂井

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