お墓の門柱部分やお花立て、上台に家紋が刻まれているのを目にすると思います。
お墓をお建てになる際に、「家紋」を彫刻(刻む)するかしないかで悩まれる方も少なくないと思います。
そもそも家紋のルーツは・・
もともとは平安時代に牛車に家の印をつけたのが家紋の始まりだそうです。
その後、戦国時代になると意味合いが少しずつ変化し、人から人に譲られていくようになりとても名誉なこととして扱われてきたそうです。
あの足利義輝が織田信長の父に桐の紋を譲り、やがてその父親から信長が桐の紋を譲り受けたそうです。当時の家紋は現代と違って大切で重みのあるものだったということが分かりますね。
身近になってきた家紋
明治時代以降の家紋の位置づけはというと。
身分制度がなくなり、徐々に家紋の意味合いも薄らいできました。家のシンボル(ロゴマーク)のように、喪服やお墓に家紋を刻むなど日常の生活に取り入れるように変化してきました。
そのため、今では家紋は20,000種類くらいもあるそうです。
一度、ご自身の家紋をお調べしてみてはいかがでしょうか。
どんなお悩みもプロとして適切にそしてお気持ちを汲んでご提案していきます。
寺澤
お墓のハンドブックをお取り寄せいただきます際に「お墓の事についてご不明な点がございましたら、どのようなことでもご質問ください」とご案内させていただくのですが、「何がわからないのか、わかりません」とご感想をいただく事がございます。
お墓について何がわからないのか、うまく説明できない
お墓の建立は一生に一度の場合がほとんどです。「わからない」事はあたりまえなのです。私も十数年ほど前にお墓を建てましたが、お墓の事は石材店さん任せでした。
何もわからない私たちに代わって、お墓のデザインから彫刻まで、ほとんどの過程を決めていただきました。私も家族も満足できる素敵なお墓となり、お任せして本当によかったと思っています。
お墓つくりの心残り
お墓を建立して何年も経ちますが今思う事は、もう少し自分たちで考えて決めても良かったのではないかという事です。後悔はしていませんが、心残りはあります。
- お花の彫刻を入れても良かったのかな。
- 彫刻の色入れは、これがベストだったのかな。
- 彫刻の書体は、他の書体でも良かったのかな。
まごころ価格の墓つくりのは、皆様が考えお決めいただいた世界に一つのお墓です。
皆様には、ほんの少しも心残りをしてほしくありません。
お墓のデザイン、彫刻についてもご納得のデザインとなるまで対応させていただきます。
お墓の事をご検討していらっしゃるのなら、一度私どもにご相談くださいませ。
今日もまごころ込めて、お墓つくりをサポートいたします!
山本
和型墓石で竿石に彫刻をいれる際には、一般的に「家名」か「宗派に関する文字」のどちらかを彫刻することが多いです。
家名を彫刻する場合
代表的な例としては、「佐藤家之墓」「先祖代々之墓」「佐藤家先祖代々」「佐藤家先祖代々之墓」などがあります。
各宗派によって彫刻する場合
それぞれ宗派によって彫刻する文字の例としては以下ものがあります。
- 浄土宗
- 南無阿弥陀佛
- 浄土真宗
- 南無阿弥陀佛/倶會一處
- 臨済宗
- 南無釋迦牟尼佛
- 曹洞宗
- 南無釋迦牟尼佛
- 日蓮宗
- 南無妙法蓮華経
- 日蓮正宗
- 妙法蓮華経
- 神道
- 先祖代々之奥津城
- 天理教
- 先祖代々之奥津城/○○家奥津城
代表的にこれらのように彫刻されることが多いです。
必ずそのように彫刻をしなければいけないという決まりではございませんので、同じ宗派のお墓が周りにおありでしたら周囲の彫刻がどうされているかも一度ご確認されてみてはいかがでしょうか。
彫刻する書体について
一般的に多く使われている「楷書体」、筆書きのような味わいがある「行書体」、
八分隷・八分・分書とも呼ばれる歴史の古い「隷書体」などからお選びいただいております。
その他にも、ご家族様などが自筆でかかれた書を彫刻することもできます。
彫刻のことで迷われた場合は、ぜひご相談下さいませ。
乙部
お墓参りに行くと石塔や墓誌(墓標・法名碑)に名前とは別に戒名を彫刻しているのを目にすると思います。
そもそも戒名とは何か?
戒名とは厳しい戒律を守って仏門に入った人が授かる名前のことです。
つまり「戒名」「法名」は仏教に帰依した僧侶や信者のみに与えられた名前のことを言います。
本来は生きている間に戒を受けて、仏教者として生活を送ることが理想だそうです。そのため、大半の寺院では生前に戒名を授かることを「生前戒名」をいただく事を望ましいと提唱しているそうです。
しかし、現代では普通に生活していくうえで絶対に必要なものではないため、亡くなってから戒名が授けられるというのが一般的だと思います。
宗派別の戒名の特徴
戒名は宗派によって呼び方が違うことをご存知ですか?
- 天台宗、真言宗、浄土宗、曹洞宗、臨済宗は「戒名」
- 浄土真宗は「法名(ほうみょう)」
- 日蓮宗は「法号(ほうごう)」
戒名を用意する前に、故人のお人柄を尊重し反映して頂きたいというお考えをご住職にお伝えください。
どんなお悩みもプロとして適切にそしてお気持ちを汲んでご提案していきます。
寺澤
たくさんのお墓がある場所で彫刻に注目してみると、さまざまな「書体」が使われていることに気がつきます。
お墓にどんな書体が使われているのか、みなさまはご存知でしょうか。
一番多い書体は何?
私どもでおつくりしたお墓の中で、一番使われている書体は「楷書体」です。
普段から目にする書体であり、彫刻した際の文字の太さなど、他の書体よりもそろって見えるので一番読みやすいと思います。
特徴のある書体
行書体、楷書体、またはゴシック体など、さまざま特徴のある書体がありますが、一番特徴がでる書体は「ご自身の書」ではないでしょうか。
以前、お孫様の書いた「絆」という文字を墓石に彫刻したということがありました。
迷いがなく素直で大きく、書いた方の人となりが想像できる。とても素敵な文字でした。
世界に一つだけのお墓です。
今後もみなさまの「世界に一つだけ」となるお墓建立をサポートさせていただきたいと思っております。
まごころ価格ドットコムでは、さまざまなご要望にお応えしております。
ご質問がございましたら、まごころ価格ドットコムの担当営業までご連絡ください!
今日もまごころ込めて、みなさまの「お墓」についてサポートいたします!
山本