本日は東京都稲城市矢野口にある稲城府中メモリアルパークのお墓づくりをご紹介いたします。
外柵の部材と部材の間には石材専用の接着剤を塗布してズレを防ぎます。
下部の穴には、ステンレス製の金具固定に使用するアンカーを打ち込みします。
赤鉛筆で接着面の位置出しをしてから石同士を固定します。
外柵の立ち上がり部分は基礎の上にモルタルを敷いて高さを調整しながら据え付けを行います。
一段目の腰石と呼ばれる部材の上に接着剤を充填しながら羽目と呼ばれる仕切り石を設置していきます。
間口が狭いことも有り外柵の石と基礎部分をL型金具で固定します。
納骨室は白御影石で外柵の内側に接着剤を使用しながら設置していきます。
白御影石に囲まれた清潔感のある納骨室が完成しました。手前部分には33回忌や50回忌を過ぎた仏様を土に還す部分になります。
中台(三段目の石)と上台(二段目の石)の間、上台と竿石(仏石とも呼ばれる彫刻が施されている石)との間には、長年、建設業で免震実績の有るブチルゴムと呼ばれる免震シートを挟んで建込みを行っていきます。このシートが地震の揺れから大切なお墓を守ります。
白御影や黒御影、グレー御影の石塔が多い区画の中でピンク色の御影石が優しいイメージで引き立つ洋型のお墓の完成です。
※個人情報保護の為、お名前のわかる文字彫刻は画像処理で消しています。