本日は大阪府四條畷市大字下田原にある飯盛霊園にてまごころ職人が施工したお墓をご紹介します。
最終デザインにはバラの彫刻が追加され、半年以上に渡り考え抜いたこだわりのお墓が完成しました。
石畳の通路に囲まれた区画での基礎工事
飯盛霊園は通路が石畳になっているので、工事を行う際は周囲を傷つけないように充分に配慮をして工事を行います。
基礎工事の始まりは根堀工から。地面を30cm掘り下げた後に砕石を敷き詰めます。各工程ごとにしっかりと地面を叩き固めて基礎地盤を固めます。
鉄筋を組んでからコンクリートを流し込むことで、ひび割れを防ぎます。
石積み工事
基礎の上に水平を測りながら石材を据え付けていきます。大きく重い部材ですが職人が二人で力を合わせて慎重に設置します。
石材の隅はステンレスのL字金具で固定し、ズレないようにしっかりと締め上げます。
黒いシートは免震効果のあるエアグリップです。地震の揺れを軽減し倒壊を防ぎます。
石塔の後ろにはステンレスの塔婆立てが設置されました。
石塔の周囲には玉砂利を敷き詰め、お墓が完成しました。
庭園の装飾や建築にも使用される国産の真壁石を使用することで故人への想いを表したのでしょう。
石塔の周りを囲む外柵の背面にある羽目と呼ばれる部材を高くすることで荘厳な印象になりました。
完成後は晒しを巻いてお引渡しいたしました。
※個人情報保護の為、お名前のわかる文字彫刻は画像処理で消しています。