本日は東京都府中市にある多磨霊園でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。
都心から近い場所にある多磨霊園

都心から近い場所にあり、交通の便が良いため、いつでもお参りに行きやすい環境にあります。
自然豊かな園内は、草木や花などが楽しめます。桜並木もあるので春は桜を、夏は新緑、秋には紅葉など四季折々の景色を眺めならお参りできます。
お施主様の墓地区画は更地の状態で両隣にはすでにお墓が建立されていました。周囲に配慮しながら工事を進めていきます。
丁寧な施工の基礎工事
お墓の基礎部分はお墓を建てる上で重要な部分です。地盤の強度を高めるために、さまざまな工程を経て施工しています。
まずは基礎となる部分を堀り下げる工程から。地面から30㎝ほど掘り下げます。
どうして30cmも掘り下げるのかというと、基礎部分には割栗石(大き目の石)や砕石(小さく加工した石)を敷き詰め、その後鉄筋を組んでコンクリートを流し込んで基礎をつくっています。
そのために基礎を30㎝掘り下げることが必要なのです。
掘り下げた部分に割栗石や砕石を敷き詰めたら、ランマーという転圧機を使って入念に押し固めます。ランマーとは上下動する振動の強い手持ちの転圧機です。
これは建築現場でも使われており、地盤を締め固めて地震に強い基礎をつくります。
配筋を組んでコンクリートを流し込み、最後の仕上げは職人の腕の見せどころ。コテを使って手作業で表面を綺麗に均して完了です。
コンクリートが固まるまで数日間養生してから、石積み工事を行います。
地震の揺れからお墓を守る石積み工事
基礎が出来上がったので天候が良い日を選んで引き続き石積み工事に入ります。
出来上がった基礎に石材を据え付けたら、サビに強いステンレス製の金具で石材同士をしっかり固定します。これにより地震により石材がずれるのを防いでいます。
さらに石材を積み上げる際に、免震シートや耐震ボンドを必ず使用する耐震免震施工を取り入れ、地震対策を万全にしています。
この免震シートは、飛鳥建設防災R&Dセンター技術研究所構造実験棟で検証され、震度7の地震の揺れにも耐えることができると証明されている優秀な施工道具です。
この結果から地震対策として、まごころ価格ドットコムではお墓つくりには必ず利用しています。