本日は東京都新宿区にある寺院墓地でまごころ職人が施工したお墓つくりを紹介します。
基礎工事が終わり、基礎が完成したので続いて石積み工事に入ります。
まずは外柵から据え付けます。高さのある石材が倒れたりズレたりしないように棒状のステンレス金具を使ってしっかり固定します。
こちらは外柵を据え付けた状況です。お骨壺で納骨する地域なので納骨室には板石(底板)を設置しています。お骨壺で納骨したお骨を将来土に還すために、全面には板石を設置しないで手前部分は土のままで仕上げています。
積み上げる前に四隅に棒状のステンレス金具、地震対策に免震シートや耐震ボンドを使っています。
石塔を積み上げている状況です。それぞれの石を積み上げる際に免震シートや耐震ボンドを間に挟んで積み上げています。手前部分には板状の石を置いてから花立や香炉を設置します。納骨する際にはここから簡単に納骨することができるつくりになっています。
石塔は黒御影石のYKDを使い、外柵は白御影石のG614とYKDを使っています。外柵の前面に戒名を彫刻しています。竿石の彫刻は「心」と記されています。亡きお母様が書かれた字を彫刻したいとお施主様のご要望でした。達筆なお母様が書いた字を、いつでも、いつまでも見られるようにというお施主様のお母様に対する想いが伝わってきます。