本日は千葉県松戸市にある八柱霊園でまごころ職人が施工したお墓づくりをご紹介します。
昭和10年に開園された歴史ある八柱霊園。とても綺麗に管理されており、お墓参りの他に憩いの場としても親しまれています。
墓所は区画がわかりやすいように仕切りがあり、区画番号の書かれた看板が取り付けてあります。写真の真ん中の区画がお施主様の墓地です。
はじめに基礎となる部分を掘り下げる工程から進めていきます。
深さは30㎝掘り下げます。区画いっぱいに基礎をつくります。
強固な地盤にするために、まずは割栗石という大き目の石をびっしりと敷き詰めます。そして、上から転圧機を使って押し固めます。
続いて先ほどの割栗石の上に、砕石という小さく加工された石をびっしりと敷き詰めて、先ほどと同じように上から転圧機で押し固めて、さらに強固な地盤をつくります。
こちらは型枠をつくってから鉄筋を組んだ状況です。
鉄筋はコンクリートの塊などを下に敷いて、その上に浮かせるように配筋しています。鉄筋はコンクリートの中でサビると、そこから亀裂が入ってしまうことがあり、基礎が崩れてしまうおそれがあります。鉄筋が外気にふれてサビるのを防ぐために、コンクリートで完全に覆わなければいけません。
そのために鉄筋を浮かせて施工しているのです。
コンクリートを流し込んで基礎工事の完了です。そのまま数日間置いて、コンクリートがしっかり固まるのを待ってから型枠をはずし、続いて石積み工事に入ります。
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