本日は東京都台東区にある谷中霊園でまごころ職人が施工したお墓つくりをご紹介します。
歴史ある谷中霊園でのお墓つくり
東京都台東区にある谷中霊園はメインの通り沿いにたくさんの桜が植えられています。春にはいっせいに桜が開花するためお花見としても有名な墓地です。
「あの人は桜が好きだったので谷中霊園にお墓を建てようと思ったんです」というお客様がいるのも納得です。
夏の暑い時期にはお参りの途中に木陰で休むことができるスペースもあり、日暮里駅から徒歩1分と交通の便も大変によいことから東京の中でも大変人気の墓地です。
今回はそんな谷中霊園でのお墓つくりをご紹介したいと思います。
細かな部分まで正確に仕上げる基礎工事
お墓の基礎なのですが、実は一般の住宅と同じ流れで作っています。
- 地面の掘削作業
- コンクリートを流し込む型枠を設置
- 砕石のを敷き詰め転圧
- 配筋(鉄筋を敷き詰めること)
- コンクリートを流し込む
- 養生(コンクリートが固まるまで乾燥させること)
- 型枠を取り外す
今回は重機を利用できる通路が確保された墓地なので、効率的に作業を行う事ができました。
重機を使って基礎工事ができればよいのですが、通路状況などが悪く、重機の搬入ができない場合には全て人力で地面を掘ったり、砕石・鉄筋・コンクリートを運んだりします。
これがまた大変な作業で、敷地の大きさにもよるのですが材料の置いてある場所からお墓を建てる所まで30~50往復する事もあります。
大切な墓石を守るための基礎です。図面にしっかり合わせて、寸分の狂いもなく仕上げていきます。
ここから数日コンクリートを乾燥させてから、墓石本体の施工にとりかかります。
いつでもお参りできるように全てのお墓が耐震免震の石積み工事
基礎工事完了から数日後、石積み工事という墓石本体を組上げる作業に入ります。
墓石は様々なパーツに分かれています。そのパーツを1つ1つ組上げることでお墓が完成します。
大きな括りとしては以下の4つのパーツに分かれます。
- 墓石の石塔部分
- 墓石の外柵部分
- 墓誌などの部分
- 花立てや線香皿などのステンレス部分
これらを耐震性の高い接着剤や免震効果のある特殊なシートを利用しながら組上げていきます。
これからずっとお参りしていくお墓。まごころ価格ドットコムでは地震が起きても安心してお墓参りできるように様々な研究を重ね、全てのお墓で安心していつでもお参りができるように耐震免震施工を標準装備としています。
墓石の施工完了後には見えなくなってしまう部分も後からご確認いただけるよう「写真付きの工程報告書」を作成してお送りしています。
これがあることでわざわざ施工現場を確認せずとも、施工の内容が確認できるようになっています。