お墓つくりで失敗しないための知っておきたい費用や流れの全知識

人がなくなったらお墓を建てる。これは特に法律で決まっている事ではないです。
皆さん知っていましたか?
ですが、その歴史はとても古く約7万年前の私たちの祖先であるネアンデルタール人が死者に対して花を手向ける行為を行なっていた事が研究からわかっています。人が昔より持っている死者に対しての供養の心があるという事がわかります。

そんな供養の心を形にしたものが、お墓と考える事ができますが、実際にお墓を作るという事に関しては、ほとんどの人が生涯を通じても多く経験する事ではないのではないでしょうか。1度あるかというものに対して、いざお墓つくりをする際に迷ってしまったり、不安になってしまう事はいたって普通の事のように思います。

今回はお墓つくりで不安や迷いを取り除けるように実際にかかる費用やお墓つくりの流れをご紹介していきたいと思います。是非参考にして、後悔、失敗のないお墓を建ててあげてください。

お墓を作る意味

冒頭にお墓を作る事は特に法律で決まっているわけではないということは記述させて頂きました。
それではお墓を作る意味とはなんでしょう。死者をお墓を立て埋葬するようになった理由はどういうわけか
そのあたりから説明して参ります。

昔からあるお墓の概念

古くは縄文時代から死者を埋葬するという習慣があったといわれています。弥生時代には、瓶や石になどの中に遺体を収めて埋葬するという文化ができていたとされています。
そして古墳時代になると遺体は古墳と言うお墓に村から離れた場所にまとめて土葬されていたとされています。
もうすでにこのころから、遺体を収めて、供養するという形が出来上がっていたといえますね。

これが、平安時代、鎌倉室町、江戸時代となると、檀家制度というものが出来上がってきて、先人に対するご供養や、ご葬儀、お墓という仏事が一般の人の生活の中により濃く定着するようになり仏教に対する信仰も確立してきます。
時代ともに少し変化はしていますが、ご先祖様をご供養するという形は変わっておりません。

現在のお墓の概念

現在でも、しっかりとご供養をする気持ちは根付いています。
また時代とともに変化も見られております。それはお墓の種類や供養の形でも現れています。
ご供養の形としましては、お墓は作らずに散骨をしたり、お墓の変わりに樹木の周りに遺骨が埋葬される樹木葬など、今までとは違う形も生まれてきております。

もちろんお墓がなくても、正しくお参りをする事で先祖を敬い、子孫に受け継がれて命をつなぐということもできます。
しかしお墓があることで、ただ供養をするためのものでだけでなくご先祖様や故人とのつながりを感じる場所があるということは、とても意味のある事なのだと考えられます。

お墓を作る時期はいつがいい?

それでは実際にお墓を作るという事になった場合。
作る時期などに決まりごとがあるのでしょうか。

お墓を立てる時期の決まりについて

お葬式等の事をかんがえると、しっかりと順序が決まっているものですから、お墓を作るタイミングなども、実際にはしっかりと決まっていて、作ってはいけない時期や作るのに最適とされている日が、あるのではないかと思いがちですが、お墓を建てるのによい日、避けなくてはいけない日という決まりはありません。

もちろん「大安に建てるのがよい」「仏滅は縁起が悪い」などのいわれはあるようですが、そこに根拠めいたものはありません。ですので、お墓を建てる際にあせって建てなくてと思う必要はまったくございません。

お墓を建てる時期は大きく2種類ある。

お墓を建てる時期は特に決まりはありませんが、建てる時期は大きく分けて2種類あります。
それは、「生前」「死後」になります。
こちらもどちらが良いと言う事は特にありませんが、それぞれメリットデメリットがあります。

こちらを説明して参ります。

生前にお墓を建てる

最近は終わる活動と書いて終活という言葉を良く聞くようになりました。
その中の一つとして自分が生きている間に自分のお墓を建てるということが注目されています。

これは自分の意思や意向に沿ったお墓が建てられるなどのメリットがあります。

生前にお墓を建てるメリット
  • 自分の意思に合うお墓が建てられる
  • 残された家族の負担が減る
  • 節税にもなる

お墓を建てると一言で言っても、かなり奥が深いということをご存知ですか?
予算等もあると思いますが、石の種類や墓石のデザインを取ってみても、すごい種類の組み合わせが
できます。やはり生前に作るのであればこだわりたいという人も多いはずです。
なくなってからはそうは、もちろん自分のこだわりを伝える事はできません。
ですので、自分の意向に合うものが作れるのは大きなメリットです。あわせてお墓を作らなくてはいけないという家族の負担も担う事ができるのでダブルのメリットになります。

もう一つは、節税になるという事です。お墓などは祭祀財産といわれているもので、法律上相続税がかかりません。
しかし注意が必要なのはローンで支払いをした場合は、お亡くなりになられた場合は、残りの支払額は相続税がかかる事は覚えておいてください。

生前にお墓を建てるデメリット

メリットがあればデメリットがあります。それは必然でありこの世の定理でもあります。
生前にお墓を建てた場合のデメリットは、2点です。

  • お墓を建てた事で管理量が発生する
  • 生前にお墓を建てられないお寺や霊園がある

まだ実際に納骨をしていなくてもお墓があるという事は土地等を利用していることになりますから管理料がかかってきます。
管理量の相場も「民営霊園」「公営霊園」「寺院墓地」の3つが主にお墓を建てる場所によって変わります。
大体どこを選んでも年間で平均で1万円~2万円程度になりそうですね。寺院墓地の場合は行事参加費というのがあるケースがあり、その際に1回1万円~3万円程度かかる事があります。
もう一つのデメリットは、生前のお墓を建てる事を認めていないケースがあるのでしっかりと事前の確認を行なうようにしましょう。

死後にお墓を建てる

基本的には、死後にお墓を建てるという考えが一般的なのではないでしょうか。
先述した生前でメリットとデメリットとは、反対になるいう認識で考えて頂き問題ございません。
死後でないと申し込みができない墓地霊園もありますので、結果的に安く購入ができるという点が上げられますが、実際には他にメリットらしいものがありません。

ですので、生前に建てるか死後に建てるかは、ご家族で相談して決めてみても良いかもしれません。

お墓つくりの費用と相場

さて、いざお墓をつくりを考えたときに上がる問題として、真っ先に皆さんが考えるのが、費用(お金)の事ではないでしょうか。実際、どの位かけるものなのか、何にお金がかかるのかというのが、わからない人も多いはずです。
お墓というと、いわゆる墓石代にお金を払うというイメージを持っている方も多いのではないでしょか。
実際にお墓を作る際にかかる費用をご紹介していきたいと思います。

お墓つくりでかかる費用は大きく3種類

お墓を建てる際にかかる費用は大きくわけると3つになります。

  • 永代使用料
  • 墓石代
  • 管理料

あまり聞いたことのない。こと永代使用料という言葉も出てきました。
一つ一つ説明して参りたいと思います。

永代使用料

3つのうちで、一番聞きなれない言葉だと思います。
先ほど、お墓を建てなくてはいけないという法律はありませんが、お墓を建てる墓地につきましては、勝手に建てるということは法律では禁止されています。
お墓を建てるのはしっかりと公営や民営の認められている墓地を使用する事になります。
その際に墓地の場所代として支払う費用を「永代使用料」となります。

つまり墓地の土地は買うものでなくて「借りる」ものという表現が正しいとされます。
もちろん一般的には永代使用料を支払った墓地は使用者などが居る限りであれば使用し続ける事が可能です。

永代使用料の相場

永代使用料は全て統一されているわけではなく、場所や立地によって相場がちがいます。
使用する区画の広さや立地条件、墓地までの交通アクセスの条件がよくなると使用料は高くなる傾向がありますので、
各霊園、寺院で検討比較をしてみてください。

墓石代

永代使用料を支払い墓地の場所が決まったら、いよいよお墓(墓石)を建てる準備に入ります。
お墓といえば、やっぱりこの墓石がメインというイメージを持っている人が多いと思います。

墓石(石材)を建てるために必要な一式とは

棹石・外柵・カロート(納骨棺)・花立・香炉、基本的な石材一式と、家名・題目・建立者・建立日などの基本彫刻料・据え付け工事代金、香皿や花立などの金物付属品の代金を含んだ総額を墓石代になります。

墓石の相場

墓石を作る時に値段に差が出てくるのですが、どういう部分で差が出るかご存知でしょうか。
それは下記のような部分になります。

石の種類
皆さんが想像するより石の種類はかなり多く存在します。その石も国産なのか外国産なのかでも値段が大きく差がでてきます。
石の使用量
お墓を建てる区画が大きければ使用する意思の量は変わります。多くなればもちろんそれだけ費用がかかります。
デザイン
最近では、お墓のデザインも多種多様なものも増えてきました。中にもオーダーメイドもできるので、こだわりのあるお墓を作る事ができますが、特別加工は料金がプラスされます。
彫刻
家名や家紋などを石に彫る以外に、好きな言葉やイラストを装飾すると別途の費用がかかる場合があります。

墓石については、寺院や霊園ではなく石材屋さんに相談することが、一般的になります。
上記のお金がかかる部分を意識して、自分が考えている予算とともに石材屋さんに相談してみる事をおすすめいたします。

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管理料

墓地を購入後に、霊園や寺院に管理料を支払う事になるのです。
それは、いわゆる霊園などを運営していく上でかかる費用に充てられるものになります。

この管理料は霊園によっては相場が異なりますが、大体1年当たり数千円~数万円程度が一般的で、霊園やお寺によっては数年分、数十年分をまとめて支払える事ができます。
もし、管理料の支払いに関しては、万が一この管理料の支払いを滞り滞納が続いてしまうと、使用権がなくなってしまい、最悪のケースだとお墓を撤去されてしまう事もありますので注意が必要です。

お墓つくりの作る手順

お墓を作る意味、時期、費用を見てきました。
あなたがお墓を作ると決めたときに、完成までの手順をご紹介します。
是非参考にして、後悔しない迷わないお墓を作ってあげてください。

お墓を建てる場所、寺院・霊園を選ぶ

お墓を建てるときには、まず場所を用意する必要があります。
先の永代使用料の項目でも書いたように、認められた霊園・寺院で申し込みをして
場所を用意する事になります。

その霊園・墓地の種類として代表的なものが3種類ございます。

寺院墓地
お寺が所有・運営を行なっている墓地。寺院に建てるケースの場合は宗旨宗派に倣う必要があるため、そこの檀家になるのが一般的とされています。
公営霊園
地方自治体などの行政が運営を行なっている霊園で、費用が安いところが特徴で魅力的な分、申し込みが殺到して抽選になるケースも多いようです。また条件も多く設定されている場合もあります。
民間霊園
民間企業が委託を受けて運営管理などを行なっている霊園。施設が充実してお墓参りや法事に対しても、何かと配慮されているのはうれしいが公営に比べると割高になる印象があります。

上記の通りでそれぞれで特徴がありますので、自分達に一番合った墓地を選ぶのが良いと思います。

もっと詳しく

意外と知らない?お墓の建てる場所「霊園」について

石材店に相談する

お墓を建てる場所が決まったら、墓石を建てます。ここまで読まれてきたらお分かりになると思いますが、結構わかっていない方が多いと思うのですが、お墓の場所は霊園や寺院で契約する。お墓を建てるのは石材屋さんにお願いするという事です。

お願いするところは別なんです。別に購入する必要があるので注意が必要です。
もちろん墓地を購入するときに提携している石材屋さんを紹介してくれて、そのまま相談できるサービスを提供している霊園などもあります。

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一番お世話になる?お墓を作るときに、石材店についてと選び方

墓石に関する記事

墓石の“石”の種類とその選び方

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申し込む

場所を選ぶ霊園。お墓を作ってもらう石材屋さんが、決まったら、実際に購入の申し込みをしましょう。
人気がある霊園ですと、予約待ちになり空きが出るまで待つというケースもありますので、決まった段階で、なるべく早く申し込みをするように心がけましょう。

お墓の完成

霊園も石材屋さんも決まり、お願いしましたら、実際に工事に取り掛かります。大体通常ですと1ヶ月から2ヶ月くらいかかります。
完成しましたら、出来具合をしっかり確認をしてください。

開眼供養

無事お墓も完成して新しくお墓が建った際にはお坊さんに依頼をしてお墓に魂を入れてもらう儀式を行ないます。
お墓は建てただけでは、ただの石で開眼供養を行なって頂く事によって仏の魂がお墓の中に入り、礼拝の対象となるのです。

開眼法要と呼ばれますが、同じ意味で死者の魂をお墓に入れる儀式です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
お墓を作りことの意味、費用、手順について書かせていただきました。
お墓は生涯で1度買うかどうかの商品ですので、後悔のない故人らしいお墓を作ってあげてください。

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